「子供を産まない」という選択

衿野未矢

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062173094
ISBN 10 : 4062173093
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
216

内容詳細

「子育て支援」「イクメン」と、出産・育児が賞賛される今、子どもを産まなかった女性は居心地の悪さに悩んでいる。結婚、妊娠、出産、育児をめぐる、女性たちの心の葛藤と人生の選択。人生を謳歌する指南書。

【著者紹介】
衿野未矢 : 1963年、静岡県生まれ。作家。立命館大学産業社会学部卒業後、漫画誌の編集者を経て、『レディース・コミックの女性学』(青弓社)を出版、女性のライフスタイルを論じた著書を中心に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 阿呆った(旧・ことうら) さん

    産んでも産まなくても辛いなあ〜

  • katoyann さん

    未産で生活する中高年女性へのインタビューを基にした体験的ルポ。未婚や未産には強い葛藤がつきまとうものかとは想像していたが、リアルな感覚が分かり、面白かった。派遣社員の女性のインタビューが印象的だった。かつては時間にゆとりがあり、羨ましがられた職種であったが、現実には企業にとって人件費削減のために使われている。その女性は派遣社員だと正社員男性から選ばれることがないと嘆いていた。2011年の本だが、結婚に関するリアリティはあまり変わらないと思う。 未婚化をポジティブに捉えている点はユニークである。

  • acesmile@灯れ松明の火 さん

    実はうちも不妊治療をしていた時期があった。にもかかわらず、著者の主張は少数派の負け惜しみに感じてしまう所が少なからずある。頭では擁護しているつもりでもどこかに「自業自得でしょ」という気持ちがあるのだ。これは日本人の「右へならえ」的な思想というかみんなと一緒じゃないと不安という気持ちが異端者への偏見に繋がっているように思える。いじめや障害者に向ける目と同じになってしまうのだ。社会的弱者と言ってもいいかもしれない。人それぞれとか個人のアイデンティティとかまだまだこの国には馴染みの薄いものなのだと思う。

  • Salsaru さん

    産んでも産まなくても大変。産めても産めなくても悩みはある。その前に結婚できるのか、パートナーがいるのか。世間を気にしすぎだし、自分も不安だし、要は自分が良ければいいのか。つまりは、強さ?単純じゃないから、むずかしい。

  • 言いたい放題 さん

    流し読み。妊娠して障害を持っていたら産む覚悟がありません。堕ろすなんて出来ません。出産される方はそんな不安はないのでしょうか。

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人物・団体紹介

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衿野未矢

1963年生まれ。立命館大学卒業後、漫画誌の編集者を経て作家へ。男女の心理に迫るノンフィクションを数多く取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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