失われた日本の風景 故郷回想 らんぷの本

薗部澄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309727035
ISBN 10 : 4309727034
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,159p

内容詳細

土を耕す人がいた。家の手伝いをする子供がいた。昭和30年代の頃から、むらの崩壊、ふるさとの喪失が始まり、「むら」という共同体は消えた。変貌を遂げる以前の農山漁村と村人たちの姿を写真でたどる。

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読書メーターレビュー

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  • はる さん

    昭和20~40年代の日本の農村と漁村の風景。そこには懐かしい暮らしがあった。皺が刻まれたおばあさんにおじいさん、ほっぺの赤い子どもたち。働く人、遊ぶ子ども。みんないい表情。私が生まれる前だけれど、何だかとても懐かしい。不便なことも多いだろうけれど、今よりずっと人間的な気がします。

  • スローリーダー さん

    今からおよそ60年程前の日本の地方の生活はとても自然に近いところで営まれていた。身近な山や自然が信仰の対象となり、神事や昔からのしきたりが生活の要所を占めた。納屋か家畜小屋かと見間違えるような粗末な家や店が珍しくなかった。コンクリートとかクロスなどなく、土の地べたと剥き出しの木材で成り立っていたりする。昔の人たちは厳しい環境と質素な生活の中で朝から晩まできつい肉体労働と手内職で生きてきたのだ。我が身を振り返り、その軟弱さを叱咤したくなった。

  • Koki Miyachi さん

    薗部澄の写真、神崎宣武のテキストという黄金コンビ。文字通り失われて戻ってこない失われた日本の風景の写真集。たった数十年ほど前であっても、もう思い出す事も難しい風景。それほど現代の時代の流れは早い。こうした文化史を残すことも我々の責任なのだと思う。

  • 勝浩1958 さん

    この頃の日本はまだまだ貧しかったけれども、人々の表情は今の人々よりずっと活き活きとしている。 おそらく小さくても純朴な希望を持って、毎日毎日を丁寧に生きていたのだろう。

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人物・団体紹介

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薗部澄

1921年、東京都生まれ。東方社、サン・ニュースフォトス、岩波映画製作所を経て、フリーランスのカメラマンとなる。風景写真・民俗写真の第一人者。平成6年度芸術選奨文部大臣賞を受賞。1996年3月逝去

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