茨木のり子 日本語を味わう名詩入門

萩原昌好

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751526569
ISBN 10 : 4751526561
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
103p;20

内容詳細

目次 : こどもたち/ 六月/ わたしが一番きれいだったとき/ 小さな娘が思ったこと/ はじめての町/ 汲む―Y・Yに/ 惑星/ 言いたくない言葉/ 自分の感受性くらい/ 鍵〔ほか〕

【著者紹介】
萩原昌好 : 1939年神奈川県に生まれる。東京教育大学、同大学院を卒業後、埼玉大学教授、十文字女子大学教授を経て、現在に至る。宮沢賢治学会イーハトーブセンター会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    茨木のり子さんの詩が数多く収められていてこの詩人について様々な面を見せてくれています。対象が中学生くらいなのでしょうか?解説が非常にわかりやすく参考になります。「倚りかからず」という詩集を以前に読んだことがあるのですが、それよりももっと幅広い詩人の側面を見せてくれたように感じました。また挿絵が非常に詩に合っています。

  • 有 さん

    小中高生向けに解説文があり、詩に馴染みがなくても読みやすい。もともと「自分の感受性くらい」が好きで、よく思い出していた。最近「言いたくない言葉」が引用されている本を読み、ふと手に取る。凛としてたくましい印象の詩が多い中、「泉」はこれ以上ないラブレターのように思えたし、「瞳」や「詩」では茨木のり子という詩人のもとのようなものを垣間見た気がした。私の中にも誰かの感受性が溶けてしみこんでいることだろう。言葉と向き合い、何かを思う。贅沢な時間を生きている。詩としていつもと違う顔をする言葉に、もっと触れたくなった。

  • 陽子 さん

    茨木のり子の詩に出会ったのは、子ども時代の教科書。詩の内容は覚えていないのだが、名前だけははっきりと頭に残っていて、多分その当時心に焼きついたのだと思う。改めて読むと、まさに「清洌な」「凛とした」表現。物事の見つめ方や己に対する厳しさが内包。「自分の感受性くらい」「わたしが一番きれいだったとき」「汲む」「泉」「こわがらない」印象に残った。

  • とよぽん さん

    「問い」「木は旅が好き」「水の星」「泉」「M・Tに」が今の私に特に響いた。萩原昌好 編「日本語を味わう名詩入門」というシリーズ第16巻。茨木のり子さんが亡くなった後、編まれた詩集だ。死後に見つかった作品も収められている。鋭さ、みずみずしさ、ユーモア、厳しさ、奥が深い。

  • syota さん

    なにものにも流されない強靭な精神と理性が、子供のように初々しい感性と同居している。この人の詩を読むと、何気なく使う「女性らしさ」という言葉がいかに固定観念に縛られたステレオタイプの産物であるか、考えさせられてしまう。月面から撮影された地球の写真を見て「こういうところに棲んでいましたか」と心底驚く一方で、生前最後の詩集では、できあいの思想、宗教、学問、すべての権威に倚りかかりたくないと宣言し「じぶんの耳目/じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある」と謳いあげる。凛とした空気感が心地よい。

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