なぜフェミニズムは没落したのか 中公新書ラクレ

荷宮和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121501592
ISBN 10 : 4121501594
フォーマット
出版社
発行年月
2004年12月
日本
追加情報
:
18cm,279,6p

内容詳細

「アンアン」などの80年代雑誌文化は「フェミニズムのようなもの」だった。「女の時代」と言われたあの頃の空気は、なぜ退潮したのか。林真理子、上野千鶴子らに焦点を当てて検証する。

【著者紹介】
荷宮和子 : 文筆家。女子供文化評論家。1963年神戸市生まれ。神戸大学卒。マーケッターとして女子中、高生の動向を洋服、雑貨を通して追いつつ、漫画、宝塚、キャラクターなどに関するコラムを新聞、雑誌などに執筆。現在はフリー。これまで漫画や宝塚歌劇を台詞で読み解いた本を数多く出版してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あいくん さん

    ☆☆☆☆荷宮さんは鉄道旅で駅弁やホームの食堂の食べ歩きが趣味で宝塚歌劇ファンなのですが、文化についての評論もさすがです。上野千鶴子、林真理子、酒井順子、香山リカといった人たちの引用を駆使して1980年代のフェミニズムや男女雇用機会均等法のその後について論じています。九州の男尊女卑にも言及しています。子どもを育てながら働いている女性への配慮についても書いています。宝塚歌劇が「ベルサイユのばら」などそのころの日本には珍しく女の人間としての尊厳を描いていたと荷宮さんは言っています。

  • 明智紫苑 さん

    この本の主張自体は私自身の中でも賛否両論あるが、これは『「林真理子」論』として出すべき本だったと思うね。林さんの著作の引用におんぶに抱っこというかねぇ…? さらに、某女性ライターの本が発端の「専業主婦」論争について全く触れていないのが疑問。

  • takao さん

    ふむ

  • かめすけ さん

    80年代の流行(DCブランドやデパートをはじめとする消費文化や林真理子など)を分析し、「フェミニズム」と「フェミニズムのようなもの」の正体を暴き、それらのすれ違いを考察する本。p205「つまり『80年代フェミニズム』とは、『人間が性別で差別される時代』から『人間が能力で差別される時代』への移行を促しかねないという意味で、有害極まりない思想だった」。今日においても「フェミニスト」、「フェミニズム」とは世間から嫌煙されがちな存在だ。しかし、その理由もわからなくはない。本来、「解放」を唱えるはずのものが、→

  • Humbaba さん

    どのような生き方をするんか。それは様々な条件によって変わってくる。別の道が存在に気づいたからこそ、元々あった道の良さに気づくということもあるだろう。ただし、新しい道を切り開こうとする人間にとって、わざと元の道を歩もうとする人間は理解できないものであり、両者は互いに相容れない状況にもなり得る。

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荷宮和子

1963年、神戸市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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