振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界

若山和樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799331743
ISBN 10 : 4799331744
フォーマット
発行年月
2025年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

年間約1500件のカウンセリングを行い、noteでも話題の臨床心理士・若山和樹先生による家族・友人・職場 すべての人間関係に効く一冊。
「自分が悪いんだ」「相手を不快にさせたくない」といった思い込みから抜け出し、自分と他人を健全に区別し、お互いを尊重しながらより良い関係を築くための具体的なレッスンが満載。
本書は、あなたの心を守るための「自他境界(バウンダリー)」のつくり方を丁寧に解説する初めての著書です。
文献を丁寧に読み解き、豊富な臨床経験に基づいて組み立てられた理論と実践的なアドバイスは、あなたの「生きづらさ」の正体を知り、自分を大切にするための一歩となるでしょう。

◆こんなことで悩んでいませんか?
・断るのが苦手で、いつも誰かに振り回される
・助けを求めたり、相談したりすることができない
・相手のちょっとした言動がいつまでも気になってしまう
・親や友人など特定の人と関わると、ドッと疲れたりいつまでも落ち込んでしまう
・DVやモラハラなど、暴力をふるわれる、あるいはふるってしまう
もしひとつでも当てはまるのであれば、「自他境界」に問題があるのかもしれません。

◆自他境界(自分と他者を隔てる境界線)がきちんと機能していると、私たちは人とのつながりのなかで「個人の幸福」と「健全な人間関係」を同時にかなえられます。
この自他境界を、本書では「バウンダリー」と呼びます。
ときどき「自分と他者を切り分けて自己主張することだけ」をバウンダリーだと捉える人がいますが、それは単に境界線を引くだけで、
自分のまわりから人が離れてしまったり自分の成長を妨げたりしてしまう可能性もあります。
本書では、自分ばかり苦しむわけでも、自分の意見ばかり押し通すわけでもない、まわりの人とすこやかな関係を築くためのバウンダリーづくりの方法を紹介していきます。

◆あなたの境界線はどのタイプ?
・まわりに合わせすぎてしまう【迎合タイプ】
・誰にも弱さを見せられない【回避タイプ】
・他者をコントロールしたい【支配タイプ】
・相手のニーズがわからない【無反応タイプ】
・バランスよく自他を尊重できる【バウンダリー】

◆さまざまな場面で生じる境界線の問題も解説します
・家族:過干渉/役割の逆転/金銭的な依存と支配‥
・パートナー:ニコイチ/カップルダンス/嫌知らず‥
・友人:対等でない友情/弱さを見せられない/人間関係のリセット‥
・仕事:バーンアウト/パワハラ‥

家族、友人、職場など、あらゆる人間関係で悩むあなたへ。
他人に振り回されず、自分の気持ちや行動を主体的にコントロールするためのヒントがここにあります。
特定の相手との関係だけに悩んでいる人も、常に苦しくて身動きがとれなくなってしまっている人も、ぜひお手に取ってみてください。

【著者紹介】
若山和樹 : 臨床心理士・公認心理師。日本福祉大学非常勤講師。国際基督教大学博士前期課程修了(アーツ・サイエンス研究科比較文化)、愛知学院大学大学院博士前期課程修了(心身科学研究科心理学)。医療機関でカウンセリングや心理検査などを行うほか、大学・専門学校での講師も務める。2020年からはカウンセリングルーム9Bにも所属し、対面・オンラインでのカウンセリングを実施。主な専門は、トラウマ関連疾患や解離性障害、発達障害の心理療法など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    振り回されるのはやめるって決めた 「わたし」を生きるための自他境界。若山 和樹先生の著書。自他境界バウンダリーを機能させれば人間関係トラブルが減る。自他境界バウンダリーを機能させれば人間関係ストレスが減る。自分だけが自他境界バウンダリーを機能させるのではなくて世の中全員が自他境界バウンダリーを機能させればみんなストレスフリーになれるのに。

  • みき さん

    とても実践的な本だった。今日からでもすぐできそうなことが書いてあって、早速始めた。まずは少し距離感のある人たちと適切なバウンダリーを築くこと。自分が嫌だとか、不快だとか、これは良いって思ってることに気がつくこと。楽しい趣味を充実させること。自分の場合は長年やってなかったけど、以前は小説を書き絵を描いていた。また始めてみよう。

  • ソーシャ さん

    ジャネ派のトラウマセラピストがバウンダリーや自他境界について、パターン分類しながらわかりやすく解説した一般向けの一冊。見た目軽そうな本に見えますが、マーラーの発達理論なども解説していて結構本格派です。いろいろな文献が参照されていて、もっと深く学びたい人にも役立つような本になっているあたりはすごくありがたいですね。他者とのつながりを重視しているのが印象的で、読んでいてわたしも自分のことを大事にしないといけないと思いました。

  • 晴れ さん

     結構思い切ったことを書いてあると思いましたが確かにこれができないと苦しくなるなと思いました。

  • はむたろさん さん

    友人関係に疲れてしまうことがあったので読んでみました。「バウンダリー」という考え方を知れて良かった。 読了後にその友人とは2人で会うことと即レスを避けたところエネルギーが吸い取られなくなり、とても過ごしやすくなった…!境界線を引くキッカケになって良かった。 ちなみにその友人とは3人以上で話す機会があったが、そのときは特に気にならなかった。人数を増やすのって大事かも。

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