自分とは何か 「自我の社会学」入門

船津衛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769912415
ISBN 10 : 4769912412
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
船津衛 ,  
追加情報
:
19cm,198,4p

内容詳細

人間の自我は、他者との関わりから社会的に形成されることを「鏡に映った自我」「役割取得」などの概念を用いながら具体的に明らかにする。現代人の複雑な自我の在り方をすっきり解説する、自我の社会学入門書。

【著者紹介】
船津衛 : 1940年2月東京生まれ。1958年3月静岡県立下田北高卒業。1962年3月東北大学文学部(社会学専攻)卒業。1967年3月東北大学大学院文学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得修了。山口大学専任講師、同助教授、大阪市立大学助教授、東北大学助教授、同教授、東京大学大学院教授、東洋大学教授、放送大学教授を経て、放送大学客員教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 風竜胆 さん

     本書を読んでもう一つ感じたのは、「社会学」というものの裾野の広さだ。この内容は、「心理学」といっても通用するだろう。こういったことも、「社会学」の研究範囲に含まれるということには少し驚いた。

  • まあい さん

    ミードやブルーマーなどを軸に、社会学的な自我を理論的に研究してきた著者による入門書。さまざまな他者によって自我が形成されるが、だからといって主体性をまったく見落としてはいけない。そのバランスが重要になる。読みやすくコンパクトだが、扱われる領域は幅広い。個人的には「一般化された他者」「自己表現の社会化」「インティメート・ストレンジャー」などに関心が湧いた。

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