結花乃 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

4件
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  • 寂しそうに語りかけてくるアコギの音色。 囁くような...

    投稿日:2018/06/17

    寂しそうに語りかけてくるアコギの音色。 囁くような歌声。 この始まりを聴いただけで一気に惹きこまれてしまっていた。 ”糸電話”は相手がいないと成り立たない。 それは物理的な意味でもあるが、心の距離が近くなければという意味でもある。 はじめは繋がっていた二人の糸。 それが少しずつ離れていく様を、糸の様子や受話器の転がる音で表現していることで、目には見えないはずの心の距離までもが不思議と伝わってくる。 その上「もしもしもし…」の歌声がこの感情に拍車をかけてくるので、聴いているだけで胸が一杯になってくる。 綴られた詩だけでなく、行間や歌声によって何倍にも感情を揺さぶってくる、「糸電話」はそんな名曲だ。 両A面のもう一曲、「ぼくらのサンセット」はカラフルという言葉が似合うような軽快な楽曲。 いつもと同じような日々を過ごしていると思ったけど、たまたま見た夕焼けがいつもより綺麗に見えたことに幸せを感じる詩がなんとも微笑ましい。 詩はあくまで”ぼく”目線なのだが、タイトルと詩の中には”ぼくらの”という言葉が出てくるのは興味深い。 こう表現することで、みんなが同じ状況の中、自分が感じた幸せがより特別なんだと思わせてくれる。 タイプの違う2つの名曲。 カップリングのカバー曲「ひだまりの詩」も含めて、一度聴いてみて欲しい一枚だ。

    micarosu さん

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  • 光をキラキラ放ちながら、軽快に駆け抜けていく。 ...

    投稿日:2018/02/18

    光をキラキラ放ちながら、軽快に駆け抜けていく。 最初タイトルの”流れ星”の言葉を見たとき、切ない楽曲なのかなと思っていただけに、良い意味で裏切られた感じだ。 届きそうで届かない、近づきそうで近づかない二人の距離。 それでも繋がりたいという強い想いを、流れ星に託そうとする姿を聴いていると、心が温かくなってくる。 また、”快速”とついているのも非常に大きなポイント。 君と見た快速列車からの見た光の景色と流れ星な流れていく速さが重なっていて、親近感と尊さという違う感情が重なり合いながら響いてくるのが面白い。 もしどうしても叶えたい願いがあるのであれば、この曲を聴いてみて欲しい。 きっとその願いを後押ししてくれるから。

    micarosu さん

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  • 透明感のありながら、その奥に秘めた感情が滲み出る歌...

    投稿日:2017/04/16

    透明感のありながら、その奥に秘めた感情が滲み出る歌声。 この歌声だけでも非常に魅力的だ。 中でもその歌声の良さが出ているのが、タイトル曲でもある「花一匁」だろう。 和の雰囲気漂う怪しげな曲調の楽曲。 花屋で売られている花の気持ちに強く生きるというメッセージを重ねた独特の深い世界観はそれだけでも十分存在感がある。 その世界観を結花乃さんの歌声で響かせることで、元々楽曲が持つ世界に彩りと更なる深みを与えることで、とんでもない名曲に昇華させている。 これを聴かされてしまうと、独特の深い世界観の曲で無いと活きてこないのかとも感じてしまうが、「黄色いヒヤシンス」のようなキャッチーなメロディであったり、「また明日〜タイムスリップ〜」のような繊細なバラードでもまた違った歌声の魅力を堪能できるのが興味深い。 結花乃さんの歌声と楽曲、詩の世界観という魅力を詰め込めるだけ詰め込んだミニアルバム。 これは良い。

    micarosu さん

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  • 前作「花一匁」の落ち着いた雰囲気とは違い、全体を通...

    投稿日:2017/04/16

    前作「花一匁」の落ち着いた雰囲気とは違い、全体を通して色合いが感じられるようになったのが今回のミニアルバム。 始まりの「恋占」はとても印象的で、華やかでキラキラしたキャッチーさは、聴いた瞬間から良いなと思わせてくれる。 今作はまた一味違うなと感じたのも束の間、「cocoa」で描く真っ直ぐな想いとそれを紡ぐ繊細なメロディに酔いしれさせ、カバー曲「ハナミズキ」で魅せる透明感ある歌声ですっかり虜になってしまった。 「ダーリンと日曜日」ではほんわかとした甘い雰囲気を聴かせてくれたかと思えば、「shippo」の絵本のような物語性のある詩の中に描く進みだそうとする想いを自然と聴き手の心に届けてくれる。 最後の「marquerite」はシンプルだけど深いバラードナンバー。 相手の想いを素直に聴けないもどかしさと一途な想いが交差する詩を、優しい歌声とピアノの音色が包み込む。 この曲が残す余韻がとても心地良く、またミニアルバムを始めから聴いてみたいと思わせるのがまた面白い。 一曲一曲変化する色。 小説のページを捲るように、その色合いの変化を楽しんでみて欲しい一枚。

    micarosu さん

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