日本がもっと好きになる神道と仏教の話 PHP文庫

竹田恒泰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569760919
ISBN 10 : 4569760910
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
276p;16

内容詳細

神道と仏教抜きに、日本の伝統精神を語ることはできない。本書はその本質に追るべく、神道に精通した旧皇族と仏教の極意を知る大阿闍梨が、垣根を越えて語らったもの。「戦いによらず統一王権を築いた天皇の独特さ」「日本人の生活のほうが欧米人より宗教的」「日本が幸せになることが、世界の幸せにつながる」など、“光り輝く”61のエピソードで、この国の見方が変わる!

目次 : 1 『古事記』と天皇と大自然の摂理(お坊さんなのに『古事記』を愛読?/ 古伝承をまとめ直した日本最初の歴史書 ほか)/ 2 「神仏習合」による心の基軸(日本人の生活のほうが欧米人より宗教的/ 自然を「神」とするから融通無碍な考えも生まれる ほか)/ 3 「清く正しい生き方」とは何か(「神のような帝王の姿を見た」/ 民のための般若心経を写経した後奈良天皇 ほか)/ 4 日本の伝統精神が甦るとき(維新前夜にいた「美しい日本人」/ 必要なのは「何かを守るための改革」 ほか)

【著者紹介】
竹田恒泰 : 昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部卒。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞

塩沼亮潤 : 昭和43年(1968)、仙台生まれ。昭和62年、吉野山金峯山寺で出家得度。平成11年(1999)、1300年の歴史で二人目となる「大峯千日回峰行満行」を果たす。現在は仙台市秋保の慈眼寺住職、大阿闍梨として、全国から信者を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • フリージア さん

    ラジオで塩沼亮潤和尚を知り、竹田恒泰氏との対談本を手に取りました。塩沼亮潤和尚は小学生の時から千日回峰行をしたいと思っていた、辛いとか止めたいと思った事はない、との事でした。時代ごとに「命懸けの行」を行う役目の人がいると仰り、運命や使命のようなものを感じていたようです。お坊様なのに古事記にも詳しく、伊勢神宮にも参拝され神道にも詳しい大阿闍梨。仏教や神道を超え、日本の根本に触れるお二人の対談でした。いつかできたら仙台慈眼寺へ訪れてみたいと思いました。

  • ゆきこ さん

    竹田さんと塩沼さんの対談形式で書かれた一冊です。神道と仏教の話を軸に日本人の精神性について語り合ってられて、タイトルのとおり日本に誇りを感じられる内容となっています。人生のヒントになるような心に残る言葉もたくさんあり、読んで良かったなぁと思います。

  • phmchb さん

    日本で自然発生的に出来た神道とインドで生まれた世界宗教と言われている仏教がそれぞれの独立性を保ちながら合わさって日本精神の基礎を作り上げたことを改めて認識しました。仏教についてもっと知りたくなった。

  • ちなつパパ さん

    「日本という国で、日本人として生まれて良かった」と心からの感謝の念を抱くことができました。仏教で言うところの偏りのない「中道」を目指し、神道ばかりではなく仏教への理解も深めようと思います。しかし、塩沼亮潤大阿闍梨の神道に関する造詣の深さには驚かされました。

  • ココアにんにく さん

    2年ぶりに再読。改めてお二人の組み合わせはすごい。神仏習合、和合です。大阿闍梨の「世執法執」の話は今の私の気持ちを戒めてくれました。「どんな人にも敬意を払う」も読んでいると自分のことを指摘されているようで自省しています。「自分の思い通りにならない場合に起こる感情=怒り」は思い当たります。竹田先生の教育論は厳しいようでいて説得力があります。寺子屋教育のすばらしさはいろんな方も本に書いています。竹田先生の『現代語古事記』気になります。

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人物・団体紹介

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竹田恒泰

作家、実業家、皇學館大學非常勤講師。1975年、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫にあたる。慶應義塾大学法学部法律学科卒。専門は憲法学・史学。『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞受賞。2021年に第21回正論新風賞受賞。近年は、歴史教科書の執筆・出版、古墳型墓所の設計

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