いのち わたし、画学生さんのぶんまで生きる 「約束」シリーズ

窪島誠一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784752005490
ISBN 10 : 4752005492
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
40

内容詳細

中学2年生の絵見は、クラスの子たちにいじめられ、登校拒否となって手首を切るが、両親の懸命な看病で意識を回復した。絵見の退院日、お母さんがおじいちゃんの絵が飾ってある美術館・無言館に行こうと言い…。

【著者紹介】
窪島誠一郎 : 1941年、東京生まれ。「信濃デッサン館」「無言館」館主、作家。1964年、東京世田谷で小劇場の草分けとなる「キッド・アイラック・ホール」を設立。1979年、夭折の画家のデッサンを展示する「信濃デッサン館」を開設。1981年、生後すぐ別れた実父水上勉との再会までを綴った「父への手紙」(筑摩書房)で、作家デビュー。その後、六十余点におよぶ著作を刊行。1997年、戦没画学生の慰霊美術館「無言館」を開設。「無言館ものがたり」(講談社)で、第四十六回産系児童出版文化賞、第七回信毎賞、第五十三回菊池寛賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    絵本。無言館に来た親子の、実話が元になっています。いじめを苦に自殺しようとしたけれど、戦争でなくなった人を思い、前向きに生きていこうとする話。この手の話は、知覧へ行ったときなどによく聞くよね。小学校高学年から。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《図書館》戦死した美術を愛した画学生さんたち。素敵な作品をみたら、私も頑張らなくては、いけません。

  • Maiラピ さん

    戦没画学生慰霊美術館“無言館”長野上田市。いつか行って見たいな。

  • yasuko さん

    現代も生きにくい。でも、命までは奪わない、心が負けない限りは。戦争時代は生きたくても生きられなかった。辛いけど、苦しいけど、それを乗り越えて生きなくてはと、残された絵や作品が見た者の心に語りかけてくる。

  • Takao さん

    2011年6月10日発行(初版)。不登校になった中学生の少女が「無言館」で戦没画学生の絵を観て、再び勇気を取り戻す、というお話。実際に死者との対話を通じて「生命」を感じるということがある。無言館に所蔵・展示されている作品は全て「遺作」。だが、不思議なことに、ピカソの作品を見ても、ダビンチの作品を見ても「遺作」と感じることはない。無言館では、作品に込められた無念の思いに心を馳せることで、画学生たちがまだ生きていた時代に戻ることができるのかもしれない。本書は窪田氏の創作ではなく、実話を絵本にしたものだそうだ。

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人物・団体紹介

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窪島誠一郎

1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などへて、79年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」(現KAITA EPITAPH 残照館)を創設、1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。2016年、平和活動への

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