されど我、処刑を望まず 死刑廃止を訴える被害者の兄

福田ますみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768467381
ISBN 10 : 4768467385
フォーマット
出版社
発行年月
1998年09月
日本
追加情報
:
20cm,230p

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読書メーターレビュー

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  • たぬ さん

    ☆4 日本にも何が何でも死ぬまで(場合によっては死んでからも)娑婆に出さない終身刑があればこういう論争は起きないんじゃないかなといつも思う。死刑から一段階下げた無期懲役が十数年で釈放されるようじゃあね…。本が出たのは1998年、さすがに執行されてるだろうと調べたら98年と2001年に処刑されてた。被害者の兄がポプラ社から出した著作も読んでみたい。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    されど我、処刑を望まず。福田ますみ先生の著書。多くの先進国で死刑廃止が行われている中で日本は数少ない死刑実施国。被害者や被害者家族の心情はもちろん重要。でも裁判官だって全知全能の神ではないし、所詮は人間だから間違えることもあるから冤罪事件も後を絶たないし、好き嫌いや損得勘定で判断してしまうこともある。そんな単なる人間である裁判官が同じ人間の命を簡単に奪ってしまうような死刑制度は本当に正しいのかわからない。

  • ちょこちん さん

    ★★★☆☆ 原田正治『弟を殺した彼と、僕。』

  • ぷりけ さん

    実姉が昔言っていた。一人娘を殺されたら私たち夫婦が犯人を殺しにいくと。その時思ったことは、被害者の親族から加害者の親族になるな、と。本の中でも書いてあったが被害者が「わが子」と「兄弟」では犯人に対する感情がかなり違ってくるだろう。やはり犯人と面会したりしたら、人間だから情が出てくるのではないかと。それもすごく反省しているようなら。処刑を望む人もいれば、望まない人もいる。望む人ばかりではない世ってことが分かった。興味深い一冊だった

  • りちゃ さん

    うーん、難しい。正直、わからない。死刑廃止にしたとして、その代わりに何があるのだろう?という素朴な疑問。果たして、被害者家族が納得する「生きて償い」ってあるのだろうか?被害者家族の心情としては、納得できることなんて何もない。そっとしてほしい。できれば忘れたい。ではないかと想像するのだが…。結局、本書でいうところの、世間の「被害者感情」でしかないか。

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人物・団体紹介

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福田ますみ

1956年、横浜市生まれ。専門誌、編集プロダクションを経てフリーのノンフィクション作家に。犯罪、ロシア、学校現場での冤罪事件などをテーマに取材、執筆を行っている。2007年、『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮社)で第6回新潮ドキュメント賞を受賞。作品は2025年に映画化された。2024

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