木嶋佳苗劇場 完全保存版!“練炭毒婦”のSEX法廷大全 宝島NF

神林広恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796668248
ISBN 10 : 4796668241
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
143p;22

内容詳細

去る4月13日、死刑判決を受けた首都圏連続不審死事件の犯人・木嶋佳苗。出会い系売春、婚活サギがエスカレートし、ついには3人の男性の命まで、睡眠薬と練炭で奪った木嶋とは何者? この本では、追っかけまで登場した木嶋の法廷証言、詐欺にあった被害者の証言などを、独自に入手した裁判速記録から、あますところなく伝えるオールアバウト木嶋読本! 厳寒の北海道から上京し、器量はよくないのに男を手玉に取った怪物女の素顔に迫る。

【著者紹介】
神林広恵 : 1966年群馬県生まれ。04年に休刊した『噂の真相』デスクを経て、フリーライターに。『婦人公論』『通販生活』『サイゾーウーマン』などでの連載のほか、月刊誌・週刊誌などで執筆活動を続ける

高橋ユキ : 1974年福岡県生まれ。ライター。主に殺人事件の刑事裁判を傍聴し執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まいこ さん

    200gで二千円もするバターがあることに驚いたし、追っかけの女性たちがそういう、木嶋の好んだ味を試していたのもおかしかった。一日に5回も食事をする人で、ものすごい食欲と物欲と性欲を持て余し、そういうわかりやすい欲の内圧で爆発しそうな人なのに、もっとシンプルな、人並みに痩せたいとか人として愛されたい欲が表面に出ないのは諦めなのかそんなチープなものは吹き飛ばしてしまったのか。 岩井志麻子先生「コルドン・ブルーが佳苗の闘争心と練炭に火をつけるきっかけとなったのではないか」に腹がよじれた。

  • 澤水月 さん

    この事件の入門編として良かった。ラクーアとかエヴァンとか身近なセレブっぽいものが出てきて何だかげっそり。中村うさぎの論考が深い

  • ひろこ さん

    2009年4月、3件の殺人と7件の詐欺容疑で逮捕され、2012年4月に死刑判決を受けた木嶋佳苗。 1章では事件、佳苗の生い立ち、裁判の概要をサラリと。 2章では裁判での佳苗の発言に絡む問答に100ページ近い分量を割き、 3章では「カナエ追っかけギャル」なる女性たちの座談会、話題になったブログの研究、更に女性文化人による佳苗分析と、 「木嶋佳苗のすべて」と題したいほどの内容。 とても興味深く面白かったけど、3章のブログの欄を読んだら、あまりの歪さに何だか胸がつかえて溜息が出た。 何でこうなっちゃったのか。

  • garth さん

    検察側の質問でよくわからないところがいくつかあるんだが、これは検察のせいなのかまとめの問題なのか。結局佳苗が持っていったチョコはジャン=ポール・エヴァンだったのか、手作りだったのか、どっちだ!? 佳苗ブログから抜きだしたお気に入りレストラントップ10などなかなか興味深い記事多し。巻末の三賢人のコメントではやはり中村うさぎが抜群。

  • wasabi さん

    エルメスのバーキンを置いている場所がスノコの上!素晴らしい!岩井志麻子のコメントが流石。そうだよな、木嶋佳苗って絶対自分のことブサイクだとは思ってないんだよな。もし思ってるならあんだけ金稼いでまずやる事は整形だろうし。

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