裏社会 闇の首領たち 文庫ぎんが堂

礒野正勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781670669
ISBN 10 : 4781670660
フォーマット
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
266p 15cm(A6)

内容詳細

竹中正久・山口組組長が生涯独身を通した理由。西口茂男・住吉会総裁の顔がほころんだ一枚の写真。読書家だった山本健一・山健組組長。グラスを傾けあう中で語られた宅見勝・宅見組組長の本音。対面に座った児玉誉士夫の迫力。笹川良一の抜け目ない老獪さ。赤尾敏が街宣車を降りて浴びせた怒声―。半生記にわたる裏社会取材歴を誇るジャーナリストがその目で見、その耳で聞いた“闇紳士”たちの素顔が明かされる、著者渾身の「裏社会紳士録」。

目次 : 第1章 巨大組織・山口組のドン/ 第2章 巨大組織・山口組の最高幹部/ 第3章 ヤクザ社会の大物親分(東日本篇)/ 第4章 ヤクザ社会の大物親分(西日本篇)/ 第5章 裏社会の黒幕・フィクサー

【著者紹介】
礒野正勝 : 1937年、香川県生まれ。ジャーナリスト。1961年、上智大学文学部新聞学科卒。「週刊アサヒ芸能」記者を経て、「月刊ポリスマガジン」編集長。2007年9月、ポリスマガジン社を退職して現職。著書を執筆するかたわら、企業の危機管理の一環としての裏社会関連の講演活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジャッキー さん

    山口組の組長から安藤昇、笹川良一、赤尾敏にいたるまで日本の裏社会で幅を利かした人の履歴、思想を詳しく書いた本。こうした人間が過去にも現在にも闇の社会に住み、社会に政治に影響を与えていると思うと恐ろしくなってくる。暴力団、秘密結社など闇の世界を一掃しないと日本の未来は無いだろう。そうした意味でも、闇の社会の人間を知るには、いい本だ。

  • 岡 幸治 さん

    裏社会というとどのようなイメージでしょうか?その筋を想像される方が多いでしょうが、私は最終章のイトマン事件や仮釈放中の逃亡で有名な「許永中」、児玉期間や戦後のフィクサーの「児玉誉士夫」、「一日一善」現日本財団創業の「笹川良一」等の話しが読みたかったので最終章が興味深かったです。各人をコンパクトに数ページに分けて紹介していますので、気になった人物は別の評伝を読むと良いと思います。これは著者が出会ったり取材ノートに書かれていた人物なので抜け落ちてる人もいると思います。例えば「小佐野賢治」も読みたかったな。

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礒野正勝

香川県生まれ。ジャーナリスト。1961年、上智大学文学部新聞学科卒。「週刊アサヒ芸能」記者を経て、「月刊ポリスマガジン」編集長。2007年9月、ポリスマガジン社を退職して現職。現在は、企業の危機管理の一環としての裏社会関連の講演活動も行なっている

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