ファシストの戦争 世界史的文脈で読むエチオピア戦争

石田憲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784805109809
ISBN 10 : 4805109807
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
20cm,270p

内容詳細

イタリアのナショナリズムは何故、その矛先をエチオピアに向けたのか。ファシストの戦争という視座を通し、様々な角度からエチオピア戦争に迫る書。ヨーロッパに響き渡る、第二次世界大戦の前奏曲。

【著者紹介】
石田憲 : 千葉大学法経学部教授。1959年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(法学)。専攻、政治学(国際政治史・比較対外政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • unpyou さん

    ファシスト・イタリアによるエチオピア侵略戦争を素材に、イタリア現代史上の意義、国際政治史上の影響、文学表現にみる日中戦争との比較の3視点から論じる論文集。人口増大に悩む後発の帝国主義国家による植民地獲得戦争という意味において、帝国日本における満州・北支侵略とイタリアにおけるエチオピア侵略は近いものがあるが、実態としての差異を見ることで色々と興味深い知見を拾う事ができる。エチオピアは日本と同じ二千年帝国なりとして、頭山満ら右翼の一党がエチオピア同情論を掲げ反イタリア義勇兵を立ち上げようとした逸話等も面白い。

  • HALO360° さん

    比較史的な視点からファシスト・イタリアによるエチオピア戦争を捉える一冊。個人的に3章の文学者たちの戦争観はナショナリズム感情と侵略される側への同情心の間で揺れ動き、ときには奇妙な重なり合いも見せながら表現されていた点は興味深かった。

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石田憲

国際基督教大学教養学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(法学)。大阪市立大学法学部助教授を経て、千葉大学大学院社会科学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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