山本太郎とN国党 SNSが変える民主主義 光文社新書

真鍋厚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334045081
ISBN 10 : 4334045081
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
真鍋厚 ,  
追加情報
:
190p;18

内容詳細

これからの民主主義は、SNSの影響を抜きにしては語れない!―気鋭の評論家による、「パンドラの箱」を開いたことのその先を問う警世の書。

目次 : 第1章 れいわ新選組はポピュリズムなのか/ 第2章 「既得権益をぶっ壊す」N国党の正体/ 第3章 国会議員YouTuberは民主主義を破壊するか/ 第4章 反転するリアリティ、炎上マーケティングの罠/ 第5章 兵器化するソーシャルメディアと政治の終わり/ 第6章 ポスト安倍時代の「部族主義」

【著者紹介】
真鍋厚 : 1979年、奈良県天理市生まれ。大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程修了。出版社に勤める傍ら評論活動を展開。専門分野はコミュニティ、暴力、宗教、サブカルチャーなど多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おいしゃん さん

    後半の考察部分が難解なのと、やや山本太郎ら新興勢力の肩を持ちすぎな感もあったが、ネットによって「弱者」を取り込んでいく手法についてはよくわかった。

  • kamome46 さん

    政治にうといので、この2つの政党のこと知りたくて読んだ。いっけん、「へんな」印象があるこれらの政党だが、本質的なところでは正論を構えていると知り、色眼鏡の自分を反省した。無知がはびこると、とんでもない社会になってしまうので、時事政経にも気を配ろうと思う。読解度3.4 総評3.3 図書館本

  • R. さん

    遠近法の崩壊や再部族化など新たな見立てには納得できるところがありました。いろいろなことをきちんと知った上で、影響を冷静に判断していきたいと思います。

  • fritzng4 さん

    れいわとN国の政治活動ないし選挙活動について書かれた前半は面白い。いずれの党もSNSがなければここまで票を獲得することはできなかったはずだ。筆がノッてるのもわかる。後半は政治家のSNSにおける現況整理とSNS時代の社会についての一般論。なるほどSNSにおける二元論は「部族主義」。しかし急激に俯瞰的視点を持ち込んで熱がない印象を受ける。期待していた内容とは少し異なるかな。。

  • anken99 さん

    国政の世界に進出した山本太郎とN国党(立花党首)が生み出す一連の現象について、わかりやすく解説・分析。現代ならではの手法を上手に生かし、その勢力を拡大していることが理解できる。そして、彼ら二人が決して現代のドン・キホーテなどではなく、実に緻密に考え抜かれた政治手法を取っていることがよくわかった。知らなかったのが、彼らの支持層について。失われた世代の多くに対して、政治に目を向けさせていることは確実だろう。まもなく参議院選だが、二人の行動に注目してみたい。

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