未来から離脱したので女教師の夢に全振りします ガガガ文庫

真白ゆに

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094530827
ISBN 10 : 4094530827
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;15

内容詳細

「人生はロールプレイングゲームに似ている」。常からそう考えている俺・鷹空(高二)は父親の許しを得、東京で一人暮らしを始めた。だが新しい高校での生活を目の前に、俺は冷めている。何も行動を起こさず、卒業までやり過ごすのだ。一方、担任の教師・和々花(28歳)は、少々変わっている。若見えの元新人漫画家。夢を捨て切れない隠れオタの酔っ払い。「でも、人生、安定と見通しが一番だし…」。未来を諦めた子どもと、過去を忘れられない大人。年齢も価値観も違うチグハグな二人が紡ぎ出す夢の物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    父親の許しを得て東京で一人暮らしを始めた高校生・鷹空が、元新人漫画家で夢を捨て切れない隠れオタの酔っ払い女教師・和々花(28歳)と衝撃的な出会いを果たす物語。人生とは誰かが決めたシナリオを攻略する無意味なものと感じていた鷹空が出会った、典型的なダメ社会人・和々花の燻り続ける夢。自分が背中を押せば道を踏み外そうとするのではないか?そんな軽い気持ちから始まった二人の関係が、思わぬ方向に化学反応を起こして少しずつお互いの心を揺さぶっていって、そんな二人の関係がどうなるのか、またこの続きを読んでみたくなりました。

  • 日坂愛衣 さん

    予想した物語と少し違うだけと、なかなか読み心地作品と思う。最初のきっかけはちょっと雑だけと(二回連続部屋を間違えるは流石ないよ!)。生徒と先生、担当編集と漫画家、理想を諦める人生の傍観者と理想を諦めない人生の駆け抜け者、二人の関係は面白い。これから二人が二人三脚であの夢を掴めることを祝福する。後もう少し秋月さんと白河さんの出番が増えるといいな。東雲先生の”先生”としての話ももっと見たい。

  • TERU さん

    俺は冷めていた。新たな高校生活でも何も行動を起こさずに卒業までやり過ごす。己の人生に夢も希望も抱いておらず、人生とは決められたシナリオを攻略していくだけのものだと思っていた。 女教師『和々花』は元漫画家で、自分の夢を諦めて教師という安定した職についている大人。 未来を諦めた子どもと、過去を忘れられない大人。これは、全く異なる価値観を持った二人の人間が夢を紡いでいく物語。 自分の将来に夢も希望も抱いていない冷めた子供と、夢を諦めきれず無邪気な心を持ったまま大人になったヒロイン。

  • リク@ぼっち党員 さん

    マンガ家として結果を残せず妥協で教師になった28歳独身と、夢を持たない主人公。二人が夢を見るために立ち上がる物語。マンガ家を目指すというテーマがしっかりと一本通っていたのがよかった。一応教師モノなのにクラスメイトが本当にちょい役で、二人の関係の構築に終始していたのが印象に残る。しかしこのレベルで酔っ払うのによく今まで無事でいられたな…。ラブコメ展開にならなかったのを見るに、ガチでドン引きレベルだったのかも…。

  • 真白優樹 さん

    人生はRPGと考え未来を諦めた少年が、夢を諦めた教師の女性と出会い始まる物語。―――諦めきれぬ情熱が、胸を叩き燃え上がる。 諦めきれぬ夢を愚痴る女性に振り回され、その夢をまるで悪魔のように唆し燃え上がらせる。その行動が少年の何かを変えていく物語であり、刺さってしまうとなかなか抜けない面白さがある物語である。始まったばかりの二人三脚。果たしてもう一度夢へと歩き出した女性を、少年は支える事は出来るのか。もう一度燃え上がった夢は、今度は何処へと辿り着くことになるのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。

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