非接触の恋愛事情 集英社文庫

相沢沙呼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087443349
ISBN 10 : 4087443345
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;16

内容詳細

コロナ禍で変わる恋愛をテーマにした短編アンソロジー。小学生の頃から病原菌扱いをされ、いじめを受けてきた高校生の朝陽。しかし、ウイルスの蔓延で状況は一変する。(「拝啓コロナさま」)休校中、チャットアプリ上に作られた仮想の教室。名前も性別も不明の空間で、“僕”は一人の生徒に恋をした。(「仮面学級」)など、各作家が想像の限りを尽くして描く、全7編。桁外れの発想力に、あなたは唸る!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 神太郎 さん

    コロナ禍で変わる日常、変わってしまった日常。だからこそ、そのシチュエーションで恋愛を描くというコンセプト。いの一番の購入理由は好きな作家が参加しているから。でも蓋を開けてみればどれも今のご時世だからこそ光る作品群ばかり。珍しく設定の妙もあってか力作ぞろいでどれもお気に入りです。変わってしまった学校生活、コロナで起きる様々な問題、或いは今回のことを教訓にした未来の話まで。いつかこの本も「そういう時代があった」という痕跡の一つになるかもしれないですよね。

  • よっち さん

    「コロナ禍で変わる新しい恋愛」をテーマに、気鋭の作家たちが想像の限りを尽くして描く新時代の7つの恋愛短編アンソロジー。いじめを受けてきた高校生の一変した世界や、休校中にチャットアプリ上に作られた仮想の教室からの広がり、変わらない幼馴染関係に対するお節介、コロナ渦で密かに進行してゆく家庭内DVや、進まない結婚式の準備、しずるさんの短編や幼馴染の非接触同棲など、この時代だからこそいかにもありそうだと思えるエピソードもあったりで、著者さんそれぞれの着眼点から書き起こされた短編はどれもなかなか興味深く読めました。

  • 芳樹 さん

    ウィズ&アフターコロナで恋愛事情はどう変わるか、という短編集。7名の著者それぞれの視点が全く違うので、その違いを比べるのも楽しい。現状がこの先も続くなら、ここに描かれる人間関係が普通になっていくのかもしれないな感じます。サコモコファンとしては『拝啓コロナさま』に触れねばなるまい。辛い過去のため高校生活でも不安を抱える朝陽は、それを払拭できるのでコロナを肯定する。そんな彼女が先輩との関わり合いで前向きになって行くのだけど、その心情の動きが細やかに描かれていて、まさにサコモコ文学と思いました。

  • らすかる さん

    7人の作家さんによるコロナ禍ならではの恋愛短編集。意外と「恋愛」って括りでもなく、この異常事態での人との関わりをテーマにしていて面白かった。相沢沙呼さんと、北國ばらっどさんの2作が個人的に好き! 若い青い爽やかさでキュンキュンしました😂

  • ブルちゃん さん

    コロナが蔓延し、人と人との接触が制限される中で、恋愛はどう変わるのだろうか。「仮面学級」北國ばらっどさん。良すぎた。めちゃくちゃキュンだ。というか愛おしくてもうギュッだな。それから「ああ鬱くしき日々よ!」十和田シンさん。こんなに全力で見つめてくれる人良い。「グッド・ローカーズ」半田畔さん。これもお互いを信じてるパターンで私はちょっと切なくなるやつだか、爽やかで良かった。

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人物・団体紹介

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相沢沙呼

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け

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