medium 霊媒探偵城塚翡翠 講談社文庫

相沢沙呼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065249710
ISBN 10 : 4065249716
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
496p;15

内容詳細

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り―。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!

【著者紹介】
相沢沙呼 : 1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本書で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位の5冠を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナルピーチ さん

    「すべてが、伏線。」その言葉に偽る事なしの傑作ミステリ!3話の中編作と解決編にあたる最終話の4部構成。間のインタールードから、おおよその最終話の仕掛けは想定内。だが、そこから更にもう一仕掛けが待ち受ける!なんだこれ⁉マジなのか?!僕の陳腐な脳内はパニック寸前。その“心理”と“倫理”と”推理”は呆気なく崩れさっていく。相沢先生によって巻き起こされた前代未聞のイリュージョン!見事なまでに翻弄し、そして思考の全てが瓦解させられた。“霊媒探偵・城塚翡翠”の物語はまだまだ序章に過ぎない。

  • おたま さん

    この小説については、ストーリーに少しでも触れるとネタバレになりそう(「すべてが、伏線」は当たっている)。なので内容には立ち入らない。よめばきっと面白い。まだこんな展開のさせ方があったかと唸ることだろう。まあ、エラリー・クィーンを現代的にアップグレードしたような、正統的でロジカルな本格ミステリー。すべてがフェアであり、すべては目の前に置かれている。ただ、真相を言い当てられるかどうかは・・・かなり難しい・・・。そこが快感でもある。

  • ベイマックス さん

    文庫で474ページ。量も内容も圧巻。ただただ圧巻。

  • mihya さん

    正直、途中までは微妙かなと思ってた。その後のまさかの展開。更に上を行くどんでん返し。まさしく「すべてが、伏線」だった。

  • まるほ さん

    ヤラれた!本作には2度ダマされました!▼まずは表紙。評判こそ耳にしてはいましたが、表紙の印象からラノベっぽいモノと勝手に決めつけ、いままで手にしてきませんでした。▼実際に読み進めるも、第3話まではミステリーとしてはありがちで「これがミステリランキング5冠?」と感じていました。▼プロローグと各話の間に挿入される3つの“インタールード”で別の事件が同時進行するなか、衝撃の最終話。序盤のある個所で「もしかしたら」と思ったが、それ以上の劇的な展開。確かに“全てが伏線”だわ…。これには脱帽。5冠も納得の作品でした。

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相沢沙呼

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け

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