日本版「司法取引」を問う

白取祐司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845114474
ISBN 10 : 484511447X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
170p;21

内容詳細

刑事司法改革の原点は冤罪を防止することにあったはず…。いま、新たに導入されようとしている日本版「司法取引」制度は、冤罪を生む構造的な危険性をはらんだ制度であることを正確に捉えなければならない。その制度化の是非も含めて、もう一度徹底した議論が必要ではないだろうか―。

目次 : 第1章 日本版「司法取引」制度とは何か(日本版「司法取引」の特徴/ 「司法取引」制度導入へ向けての動き/ 法制審特別部会―「司法取引」制度の具体化/ もう一度徹底した論議を)/ 第2章 日本の「闇取引」(他人の罪を明らかにし、自分の罪を軽くする司法取引とは/ 真犯人が無実の者を巻き込むケース―「共犯型」1/ 共犯者自身も無実の場合―「共犯型」2/ 同房者の供述―「他人型」2/ 「虚偽供述罪」の導入は冤罪を抑止するか/ 弁護人の同意は冤罪を防ぐことができるか/ 「取引を明るみに出す」結果となるのか)/ 第3章 海外の司法取引制度とその運用(アメリカ/ ドイツ/ フランス)

【著者紹介】
白取祐司 : 1952年生まれ。1977年、北海道大学法学部卒業。同年、司法試験合格。1979年北海道大学大学院修士課程修了。1981年司法修習修了。1984年北海道大学大学院博士課程修了(法学博士)。北海道大学大学院法学研究科教授を経て、神奈川大学法科大学院教授。北海道大学名誉教授

今村核 : 1962年生まれ。東京大学法学部卒業。1992年、弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。冤罪事件のほか、労働事件、民事事件などを担当。群馬司法書士会事件、保土ヶ谷放置死事件などを担当。現在、自由法曹団司法問題委員会委員長、日本弁護士連合会全国冤罪事件弁護団連絡協議会座長

泉澤章 : 1966年生まれ。法政大学法学部卒業。1996年弁護士登録(東京弁護士会所属)。足利再審事件などを担当。現在、自由法曹団司法問題委員会事務局長、日本弁護士連合会人権擁護委員会第1部会(再審・誤判)部会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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