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ISBN 10 : 4062816512
Content Description
「永続敗戦」。それは敗戦後、「平和と繁栄」の物語のもとで連綿と続き、その物語が失われようとするいま、露になってきた戦後日本体制のグロテスクな姿。それは、米国に対する敗戦を骨の髄まで内面化する対米無限従属と、一方でアジアに対する敗戦否認として表れる。負けを正面から認めないがゆえに、さらなる敗戦を招く。現政権下でさらに進む「永続敗戦レジーム」を解く。
目次 : 第1章 「戦後」の終わり(「私らは侮辱のなかに生きている」―ポスト三・一一の経験/ 「戦後」の終わり/ 永続敗戦)/ 第2章 「戦後の終わり」を告げるもの―対外関係の諸問題(領土問題の本質/ 北朝鮮問題に見る永続敗戦)/ 第3章 戦後の「国体」としての永続敗戦(アメリカの影/ 何が勝利してきたのか)/ エピローグ―三つの光景
【著者紹介】
白井聡 : 1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。専攻は政治学・社会思想。日本学術振興会特別研究員等を経て、京都精華大学人文学部専任講師。『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版)で第4回いける本大賞、第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓
読了日:2019/01/20
かふ
読了日:2021/09/24
tsu55
読了日:2020/09/17
猫丸
読了日:2019/01/09
ステビア
読了日:2023/11/07
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