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超訳老子の言葉「穏やかに」「したたかに」生きる極意 知的生きかた文庫

田口佳史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837982876
ISBN 10 : 4837982875
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「老子」は、約2500年間を生き残ってきた書物。こんなに長く読まれ続けてきたということは、それだけの大きな理由と魅力がある、ということだ。それは、「老子」が社会の外から社会を見ているということ。客観的に、全体的に、われわれ人間やこの人間社会の本質をついているからだ。「何かを変えたいときのガイドブック」として、生き方論の最高峰なのである。

目次 : 序章 「道」とは何か?―これだけは知っておきたい「タオの教え」/ 1章 「もっと自由に生きる」老子の教え―見栄・遍見・虚飾…という“ボロ衣”を捨てる/ 2章 「本当の強さを身につける」老子の教え―これが、「何があっても動じない」柔軟な発想法/ 3章 「自分をコントロールする」老子の教え―自分にとって危険な「欲望」をいかに封じ込めるか/ 4章 「生活の基本を見直す」老子の教え―最後に勝つのは、絶対に「バランスを崩さない人」/ 5章 「器の大きな人になる」老子の教え―「大物になる人」「小物で終わる人」の分岐点/ 6章 「天を味方につける」老子の教え―こう考えれば、人生はけっして難しくない

【著者紹介】
田口佳史 : 1942年東京生まれ。東洋思想研究者。日本大学芸術学部卒業後、日本映画新社入社。新進の記録映画監督として活躍中、二十五歳のときにタイ国で重傷を負い、生死の境で「老子」と出会う。以後、中国古典思想研究に従事。1972年株式会社イメージプラン創業、代表取締役社長を務める。東洋リーダーシップ論を核に置き、二千社にわたる企業変革指導を行なう。企業、官公庁、地方自治体、教育機関など全国各地で講演講義を続け、一万名を超える社会人教育の実績を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひめぴょん

    論語は社会の中にいながら社会を見ているのに対して、老子は社会の外から社会を見ている。「論語」はいまの状態を継続し、長期的に安定した状態を保ち続けたいときに役立つ。それに対して、老子は何かを変えたいときの最高のブックレットだそう。その違いを明確に感じることはできませんでしたが、中国古典に興味が出てきて少しずついろいろな本を読んでいます。「理屈」から離れて、「実感」を大事にする。 心が煩わされているようなことは、すべて余計なことと捨ててしまう。虚飾という“ボロ衣”を着ていることを自覚して、意識してそれを脱ぎ捨

  • Monty

    道徳観と言うより、宇宙規模の世界観から人間として進むべき方向を示唆。いわゆる心が楽になる言葉。最終章が、信言不美、美言不信(実のある言葉には飾りが無く、飾られた言葉には実が無い)。

  • 百栗豆茶

    老子の超訳本。超訳も解説も面白い。「たまたま」はすべて「必然」でもある。道には足らざるを補い、過ぎるを取り除き、人生のバランスをとる働きがある。良寛さんがたどり着いたのは「グズでいいじゃないか。ノロ、いいねぇ。気弱、一番いいよ」という老荘的な境地。「欠点を克服しようと思わなくていいよ。欠点は強化するものなんだ」と。この世界には自分を守ってくれる宇宙の力がある、それをぶち壊しているのは自分自身なんだよ、と教えてくれます。良書だと思います。

  • Ken39

    超訳なので本当の意味とは異なるかも。ただ、老子も古く難解なので参考にはなった。私も穏やかに、したたかに生きていきたい。

  • Takeru Shimo

    <要約> おだやかに、したたかに生きるための考え方が詰まっている本。 無為自然が老子的な考え方。競争は自分とする。 <感想> 最近めちゃ忙しかったので読書の時間がありがたすぎて一瞬で読み終わった、無為自然、肩肘に力を入れずにいることって大切だよなーと再確認。 ゆっくりひとつひとつ片付けていこう。 <活かせること> 「見素抱樸、少私寡欲」 世の中で不善とされることをしてもいい。ー杉原千畝

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