国境を越える日本アナーキズム 19世紀末から20世紀半ばまで

田中ひかる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801007949
ISBN 10 : 4801007945
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
294p;22

内容詳細

日本アナーキズム史の再検討。幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収した朝鮮共産主義者、世界へ発信し続けた延島英一、反戦平和運動と連帯する日本アナキスト連盟…。国境を飛び越えたアナーキーな実践例から日本におけるアナーキズムを捉え直す。

目次 : 第1部 日本と世界とのつながり―一九世紀末から一九三〇年代まで(日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(一)―一九世紀末から大逆事件まで/ 日本のアナーキストによる国境を越えたつながり(二)―東アジアの連帯/ 日本アナーキズムにおけるインターナショナリズムと延島英一/ 徴兵忌避者のグローバル・アナーキズム―ニコライ・ペトロフ=パヴロフの函館と大連における活動とその意義)/ 第2部 日本から世界へ、世界から日本へ(植民地朝鮮におけるアナーキズム伝播―朝鮮共産主義運動と大杉栄/ 石川三四郎における地球の思考―ヨーロッパ滞在から土民生活へ/ 第二次世界大戦後の日本における国境を越えるアナーキストたち―WRI(戦争抵抗者インターナショナル)と山鹿泰治らとの交流に焦点を当てて)

【著者紹介】
田中ひかる : 1965年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専攻、社会思想史。現在、明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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