2030-2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路 中公新書ラクレ

熊谷ョ佳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121508447
ISBN 10 : 4121508440
フォーマット
出版社
発行年月
2025年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

高齢者医療を支えてきた中規模病院が、次々に破綻している。
コロコロと変わる厚労省の政策に翻弄され、著者の病院も一時は破綻寸前まで追い込まれた。
本書は、高齢化した下町の病院長だからこそ見える医療制度の過酷な実態を明らかにし、この国の医療と介護をダメにした原因を指摘。
日本の医療崩壊を大胆に予測する。あと5年で行き場のないお年寄りが街に溢れることになる。地獄を回避したいなら、いまが最後のチャンスだ。

【著者紹介】
熊谷〓佳 : 1952年生まれ。1977年慶應義塾大学医学部卒業後、東京大学医学部脳神経外科学教室入局。東京大学の関連病院などで臨床研究に携わったのち、1992年より京浜病院院長。祖父と父親とも医師という医師家系で育つ。オリジナリティー溢れる認知症ケアの発案のほか、地域が一丸となった医療サービスの実現をめざして院外活動にも積極的に参加。認知症や地域医療に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナミのママ@低飛行中⤵️🏥 さん

    著者は大田区「京浜病院」の3代目院長。都市部に限って見ればまさにこれは待ったなしの現実だろう。高齢化した下町の現状は、最近多数見かけるキレる高齢者を思い浮かべる。その場しのぎでコロコロ変わる政府の医療・介護の政策。診療報酬加算が減る前に退院させられる患者。人口が減り高齢者の割合が増えればどういう事になるか。 救急車は有料化され、手術までの待ち時間が増え手遅れになる、これはすでに始まっている。しかし自分が、目の前の家族がこれに該当したらどうするか。この問題、私たちにも何かできることはあるのだろうか。

  • フリウリ さん

    医療の崩壊をデータとして示されて暗たん…。場当たり的な手当てに終始する医療・介護政策は、次のビジョンを立てるべきと思いますが、まずは開業医、保険薬局、製薬会社などと政治屋とのつながりを断たないと。中小病院がグループ化してクリニックから介護までを互助的に運営することは、なるほどと思うが、地方に人口が集まる拠点をつくることは「外」から大きな変化が訪れなければ難しそう…。外国人の雇用はやがて保険を使う側にまわるからよろしくないという意見には首をかしげましたが、決断を余儀なくされる時期はもうすぐ、ということ。8

  • グレートウォール さん

    現在も病院の院長をされている熊谷先生が日本の医療に警鐘を鳴らす一冊。日本はどの病院やクリニックにもフリーアクセスで質の高い医療を受けられるとされているが、その裏では国の思惑と実際の現場に立つ医師とで一致しない考えがある。 そもそも日本の複雑怪奇な医療制度で、日本の医療がかなり危ない状態になっていることを知っている人がどの程度いるのか。熊谷先生の周りで起きている実例を見ながら、日本医療の問題について考えさせられる。 それにしても、これは解決難しいぞ…。

  • おふとん さん

    日本の医療保険制度は制度設計からして破綻している。 人口減少社会において、限られたパイを奪い合うことに意味はない。ぞっとするような未来予測の数々だが、残念ながらこれは近未来の話ではなく、今現在静かに進行している現在の話である。厚生労働省の官僚や政治家の方々に是非読んで欲しい一冊。

  • Go Extreme さん

    https://claude.ai/public/artifacts/e0acbf50-7ba2-42aa-b109-9d5323d58b3b

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