教養としての現代漫画

瀬木比呂志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784537262001
ISBN 10 : 4537262001
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
343p;19

内容詳細

楽しみながら、考え、感じる力を養う―。漫画は日本が世界に誇る教養だ!

目次 : 第1部 現代漫画を楽しみながら、現代日本と世界を感じ、かつ考える/ 第2部 現代漫画 3人の先駆者たち/ 第3部 現代漫画を代表する9人/ 第4部 多彩な現代漫画家たち31人(悪、暴力、猟奇/ 疎外、孤独、逸脱、周縁/ 家族、女性、ジェンダー/ サブカルチャー、オタク、新世代/ 幸福、ほほえみ/ 現代社会の諸側面)/ 第5部 傑作・準傑作ライブラリー

【著者紹介】
瀬木比呂志 : 1954年、名古屋市生まれ。東京大学法学部卒。1979年以降、裁判官。201年、明治大学教授に転身、専門は民事訴訟法。在米研究2回。『ニッポンの裁判』により第2回城山三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kokada_jnet さん

    1954年生まれの裁判官・大学教授の著者が、62歳で突然出した漫画論の本。けなしているレビューが多いが。書名や文体の「上から目線」に過剰反応した結果だと思いますね。書名も英題の「Modren Manga and the Libelal Arts」から考えると、決して、おかしなものではない。43人の漫画家をとりあげて、それぞれの思想性や作品を紹介しているが。それなりの漫画マニアであるはずの当方ですが。従来の漫画論でも、とりあげられていなかった、新鮮な分析箇所が多数あり、楽しく読んだ。

  • 阿部義彦 さん

    日本文芸社から2月10日第1刷です。漫画専門店の新刊棚面展で、帯の収録作家を見て即購入。著者は裁判官として有名な方らしいです。「絶望の裁判所」等など。私と趣味が大変似ています。この本で新たにつげ義春の業績の深さをしみじみと思いました。高野文子、近藤ようこ、吾妻ひでお、大島弓子、さそうあきら、五十嵐大介、なんと猫十字社までやはりガロから連なる作者陣の影響(白土三平、勝又進、佐々木マキ)が大きいですね。いしかわじゅん、呉智英さんの読者ならほぼ、納得のチョイスかと思います。こうの史代、小畑健、岩明均なんかも。

  • ぴよ子 さん

    元裁判官で現在教授のなんだかお堅い方が書いたマンガ論評。 マンガが好きで、漫画以外の普通の書籍も読む方にはお勧めです。 人のレビューを読むのはとても好きなので、とても興味深く読めました。 マンガの世界もかなり変わっていって、今現在その移り変わりの中にいるなということを実感しています。 マンガ雑誌も電子化されたり、はたまた休刊になってしまったり、ピクシブなどインターネット上で1話ずつ無料で読むことができたり。BLが人気出てきたり。 瀬木先生に堅い感じで「現在のマンガ」についても語ってほしいと思います。

  • コリエル さん

    手塚以降の漫画作品を、芸術的、また実践的教養の見地から拾い上げ論じようという試みの本。まあ挙がっている作家は大体名もあるし名作をものした作家たちであるので特に異論はないが、少女漫画家と作品がゴッソリ抜け落ちていることと、この20〜30年の作家と作品への言及も分量的に少なく、個人だけで総括を行おうとした筆者の限界もハッキリと見える。

  • Mc6ρ助 さん

    手塚治虫の「W3」が高ランキングなのはうれしいけれど、教養がパースペクティヴとビジョンのために役立つものと言われると、確かに、読書子が好きな類の漫画(そして小説も)はお楽しみのためだけのものだった。ただ、著者の推薦する漫画をパースペクティヴとビジョンを持って貰いたい人たちに勧めたところで、それは、詮ない事である(とても長い道のりである)と思えてとても寂しい。年寄りの繰り言になってしまうが、失われた20年、教養も劣化したということになるのかな。

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