掌篇歳時記 春夏

瀬戸内寂聴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065151792
ISBN 10 : 4065151791
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
182p;20

内容詳細

麋角解、東風解凍、桃始笑―あまりにも美しい、四季を彩る“季節の名前”。古来伝わる「二十四節気七十二候」に導かれ、手練れの十二人がつむぐ匂やかな小説集。

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年徳島県生まれ。1957年に「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度、法名寂聴となる(旧名晴美)。1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞、2018年朝日賞を受賞。2006年文化勲章受章

絲山秋子 : 1966年東京都生まれ。2003年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2006年「沖で待つ」で芥川賞、2016年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞

伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生まれ。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、同年「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を受賞

花村萬月 : 1955年東京都生まれ。1989年『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年『皆月』で吉川英治文学新人賞、同年『ゲルマニウムの夜』で芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で柴田錬三郎賞を受賞

村田沙耶香 : 1979年千葉県生まれ。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、2016年『コンビニ人間』で芥川賞を受賞

津村節子 : 1928年福井県生まれ。1964年「さい果て」で新潮社同人雑誌賞、1965年「玩具」で芥川賞、1990年『流星雨』で女流文学賞、1998年『智恵子飛ぶ』で芸術選奨文部大臣賞、2011年「異郷」で川端康成文学賞、同年『紅梅』で菊池寛賞を受賞

村田喜代子 : 1945年福岡県生まれ。1987年「鍋の中」で芥川賞、1990年『白い山』で女流文学賞、1997年『蟹女』で紫式部文学賞、1998年「望潮」で川端康成文学賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞賞、2014年『ゆうじょこう』で読売文学賞を受賞

滝口悠生 : 1982年東京生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受賞しデビュー、2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年「死んでいない者」で芥川賞を受賞

橋本治 : 1948年県東京生まれ。2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、2005年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、2018年『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞。2019年死去

長嶋有 : 1972年生まれ。2001年「サイドカ―に犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年「猛スピードで母は」で芥川賞、2007年『夕子ちゃんの近道』で大江健三郎賞、2016年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゃが さん

    近頃、懐かしく見聞きするようになった美しく、四季を感じる七十二候をテーマに春夏を紡がれた掌に収まるような十二篇の短い物語。瀬戸内寂聴「麋角解」からはじまり、絲山秋子、伊坂幸太郎、花村萬月、村田沙耶香、津村節子、村田喜代子、滝口悠生、橋本 治、長嶋 有、樹のぶ子、保坂和志「腐草為螢」まで作家さんもすごい。どの作品もシュールさもあり、生々しくもあり、不思議な作品の数々だった。短く物足りなさもあるが、お二人の村田さん、橋本さん、花村さんが印象的だった。秋冬編にどなたたちが紡がれるのかが愉しみ。

  • よこたん さん

    “今日一日の中で目にとまった情景や、気づいた旬の兆しこそが、今日の季節ともいえるのではないでしょうか。” 季節の名前の細やかさがしみわたる。二十四節気の、啓蟄は知っていても、七十二候の、桃始笑(ももはじめてわらう)とか知らなかった。春夏の季節の名前に寄せた十二人の作家さん方の小さな作品たち。橋本治さんの「牡丹華」、長嶋有さんの「蛙始鳴」、高樹のぶ子さんの「蚕起食桑」が印象的だった。ちょっと不穏で、さみしいような中にふわりと漂う季節の兆し。村田沙耶香さんの「土脉潤起」は、やっぱり独特すぎるー。

  • ハミング♪♪@LIVE ON LIVE さん

    伊坂さんの「鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)」目当て。なんとも不思議なお話。一体何を暗示しているんだろう。他もなかなかクセの強い話が多かった。二十四節気七十二候とは関係なく、インパクトというかパンチのある話が多く、短編なのに、濃厚な余韻を残した。

  • コーデ21 さん

    <古来伝わる「二十四節気七十二候」に導かれ、手練れの十二人がつむぐ匂やかな小説集> 大好きな村田喜代子さんの作品を読みたくて借りてきた図書館本。村田喜代子『雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)』姉妹による昔語りは心に染み入りました。村田沙耶香「土脉潤起」樹のぶ子「蚕起食桑」も印象的! 巻末の白井明大氏による解説では滋味豊かな日本語の美しさをしみじみと味わえました。白井氏の詩、読んでみたいな♪

  • みい君 さん

    春夏秋冬をもっと細分化した、つまり1年を24節気、さらにそれを72等分する。その中で季節の移ろいや日々の生活を実感する。こんな暦がある事を知らなかったので日本の風情の美しさを改めて感じる事ができた。本書はその季節にちなんだ短編だが、現代と古代が入り混じった様な不思議な感覚の物語でした。姉が野生に帰ると言い山にこもった話は面白かった。妹が山に篭る姉に会いに行くのですが言葉を失ってしまった姉の受け答えが「ポウ」のみ。鳩みたいで不思議。それも季節の移ろいなんですね。やっぱり不思議な本書でした。

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人物・団体紹介

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瀬戸内寂聴

1922年5月15日、徳島生まれ。東京女子大学卒。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年「夏の終り」で女流文学賞受賞。1973年、平泉中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『白道』

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