買いましょう！買いましょう！CDで復活したことに感謝の一枚です。テクニックはもちろん曲がまたいいですね、ついでにBASSを弾いているのはナント、マーカスミラー様です。

私はどらかというとｱｺｰｽﾃｨｯｸｷﾞﾀｰよりもｴﾚｷｷﾞﾀｰの方が好きなので ｱｺｷﾞでｼﾞｬｽﾞる彼よりもこのような ｻｳﾝﾄﾞのほうが馴染みやすいです。 ５の「ﾕﾆｺｰﾝ」は何度もｺﾋﾟｰしました。

ｼﾞｬｽﾞｷﾞﾀﾘｽﾄとしての渡辺香津美が １００％濃縮されているｱﾙﾊﾞﾑ。 彼はいろいろなｻｳﾝﾄﾞを聴かせてくれますが、やはりｽｩｲﾝｸﾞさせたら 天下一品です！

この人はｼﾞｬｽﾞｷﾞﾀﾘｽﾄというｲﾒｰｼﾞがありますが、ｱﾙﾊﾞﾑﾀｲﾄﾙ曲におけるｷﾞﾀｰｿﾛではﾛｯｸｷﾞﾀｰの王道ﾌﾚｰｽﾞ を聴かせてくれます。懐の深さを改めて感じさせてくれますね。何しろ 坂本龍一のﾃﾞｼﾞﾀﾘｰなｻｳﾝﾄﾞにも 違和感無く溶け込むｷﾀｰﾌﾟﾚｲを随所に聴かせてくれるのですから。

渡辺香津美８０年代の金字塔。 一曲目上海を聴きたまえ。右チャンネルから、左チャンネルから、センターから聞こえてくる香津美の超変態ギターを！そしてバックでスライ＆ロビー、オマー・ハキムらがクールにリズムをきざむ。 KYLYNで日本のフュージョンを作り出し、TOCHIKAでUSAミュージシャンらに互して腕を鍛えた８０年代渡辺香津美の、現在まで最も過激な活動の始まりであった。 瞠目して聴け！

歴史的名盤と評価されるに相応な作品。バン・ヘイレンのタッピングを参考にしたと言うリキッド・フィンガ−ズを始め、美しいバラ−ドから、高度なテクニックを詰め込んだ１枚。お勧めです！

８曲目の「春のつらら」は、許せる限りの大音量で聴いてください。ＬＰ盤で聴こえてこなかった強い響きを感じることができます。ＣＤ化に感謝！！

70年代後半､一瞬にして当時のフュージョン･シーンを駆け抜けた､美しきミュージシャンの群れ[KYLYN] カズミ･教授･ポンタ･矢野顕子などなど･･･もう言葉はいらない｡