これは私がフュージョンに夢中になった小〜中学生の頃の作品群で、当時レコードを何度も繰り返し聴いてました。やはり未発表曲とかあれば入れてほしかった。

このｱﾙﾊﾞﾑが出てすぐにｺﾝｻｰﾄに行きました｡(約24年位前まだ高校生でした･･)香津美さんもよかったですが､なんとﾏｰｶｽがﾍﾞｰｽを引いているのを目の前で見ましたよ｡｡なんだこのﾍﾞｰｼｽﾄはうまい!!このころﾏｰｶｽはまだﾏｲﾅｰでしたが､その後売れっ子ﾍﾞｰｼｽﾄになりましたねー｡それと良くｺﾋﾟｰしたものですよ〜｡｡｡｡

たしかディスク9にヴィレッジ　イン　バブルあり（もしもなかったら買わないよ）。実は私が渡辺さんの曲のなかで一番スキだったのがこの中に収録されているdance of corona。いままでCD化されていなかったため、この曲を聞けるのはなんと20年ぶり、、、ウレピー！！！失禁しちゃうかも！！！この曲はものすごく熱く、ハーーードな、スーパーウレピー曲なのである。今、シングル化してもいいくらいの曲だと思うんだけどなー。

このボリュームでこの価格。よくやった。坂本龍一とのコラボレーション（オリーブスステップ〜ＫＹＬＹＮ）、ＮＹ新鋭アーティストとがっぷり組んだトチカ、マライアの面々と組んだKAZUMI-BAND、そしてアコースティックギターが癒されるドガタナと、フュージョン黎明期の香津美集大成！あれ？タイニー・イン・バブルズもおまけで（？）入る予定では？んー、しかしなー、ほとんど全部持ってるからなー。ボーナストラックが入っていればもっともっとそそられるのに。

これはいいです。マジでかっこいいよ！ jazzよりも、むしろfusionっぽいから聞き易いしね。

演奏は素晴らしいが技術だけに走りすぎ？曲がちょっと‥。香津美氏のギターにボナのベースは合わない‥気がする。トリオにしてもドラムはうるさかった。ごめんなさい。ギターのトリオと聞いて元Ｄ.パープルのＧ.ヒューズ(ｂ)がいたトラピーズを思い出した。30年以上も前だが、同じ三人編成でもこちらのほうが心に熱く伝わって来るものがある。

これぞライブ！これぞセッション！恐らくこれだけのメンツでこれらの楽曲を一丸となってまとまっているライブは日本ではこの一枚だけでは無いだろうか？

繊細なギター、重厚なベース、軽快なドラムスの組み合わせは面白いが、ベースとドラムスが融け合うまでには至っていない感じ。全体に保守的な仕上がりが意外。細かく聴かなければ分からない斬新性が奥ゆかしいというか上品。何故かジョージ・ベンソンを思い出させる３曲目。９曲目はお彼岸向きか？

あ〜今金欠で一枚しか買えないよ。ジェフベックもニューアルバムリリースしてるしどうしよう、、、 と悩みに悩んだ末、こっちにしました。 結果は大当たり。良かった、良かった。香津美〜ありがとう、あなたはわが国の誇りです。財産です。 ライブ行きたい。

個々が一流プレイヤーのテクニックと音楽性の両方を持ち合わせている 素晴らしいギタートリオです。昨日の東京jazz2003のライブで 香津美さんは「僕の永遠のテーマです」と言ってライブラストに10曲目の 「Tricorn」を演奏したんですがこれがまた感動モノでした。。。 ぜひこのCDを聞く時は10曲目をまず聞いてみてください。 ただしこのハイブリッドCD・・普通のCDプレイヤーで聞くと少しだけ フィルターがかかったように感じるので9点です。ライブで聞きたい！