鉄砲を一発も撃たなかったおじいさんのニューギニア戦記

深津信義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532164423
ISBN 10 : 4532164427
フォーマット
発行年月
2003年06月
日本
追加情報
:
237p;20

内容詳細

宣撫工作のために原住民と共に暮らした日々。密林を踏破し、大河を丸木舟で下った「大転進」。16万人が死んだニューギニア戦線で生き残った特殊工作班員が、25年をかけて書き上げた太平洋戦争記。

【著者紹介】
深津信義 : 1918年、東京・三河島生まれ。小学校卒業後、米屋の住み込み店員となる。39年、召集、衛生兵となる。42年、召集解除。43年、再び召集、ニューギニア派遣。46年、帰国。58年、株式会社深井商店設立、専務、会長を歴任。97年、深井商店退職。現在、日本ボーイスカウト東京連盟弥生地区協議会長、台東区社会教育団体協議会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • nnpusnsn1945 さん

    神機関所属(後第36師団司令部へ、歩兵第224連隊長松山宗右衛門大佐と対面したエピソードもある。)の陸軍衛生軍曹深津信義氏の戦記である。タイトル通り戦闘はなく、西部ニューギニアにおける宣撫工作や自活、行軍の様相が綴られている。神機関に餓死者はいなかったが、食糧確保がなによりの任務のようであり、サゴヤシやタピオカ、猪等を食べていたようだ。米軍パイロットの捕虜と共に行軍したが、足手まといになるとのことで処刑したとの記述もある。この事件が原因となり、機関中の新穂智陸軍少佐が戦犯裁判で刑死することとなった。

  • nekonekoaki さん

    「特殊工作班 神機関」。部隊の顔ぶれは、著者が衛生下士官、部隊長(機関長)は陸軍中野学校出身、憲兵将校、軍医、歩兵、軍属、マレーシア軍警、サモア人苦力。その他に海軍建設部と高砂族そして原住民など、多様な兵科と人種によって編成された部隊がニューギニアの大密林地帯を転進(撤退)していく様子が克明に描かれています。弾丸を撃ち合うだけが戦いではない、生きて帰ることが特殊工作員の本義であるという確固たる思想のもと、粛々と任務に就く姿が目に浮かんできました。2003年6月25日第一刷発行。

  • Noboru さん

    第二次大戦で、宣撫工作を中心に活動した部隊に所属した方の回想に基づいたお話です。原住民の方と協力しながら信頼を築いていき助けあう様子や、ジャングルの過酷な自然、過酷な飢えと、あらゆる物を食べて生き延びる姿。もっともっと過酷な戦場の話の本も多くありますが、戦争の一つのリアルとして、非常に興味深い作品でした。過酷な中にも、素晴らしい星や自然の絶景、原住民の方達との暖かな心の触れ合いなど、ニューギニアに行ってみたいと感じさせる部分も多くありました!

  • ぐだぐだ さん

    生きることは食べること!どこでも、どんな状況でも一緒なんだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

深津信義

1918年、東京・三河島生まれ。小学校卒業後、米屋の住み込み店員となる。39年、召集、衛生兵となる。42年、召集解除。43年、再び召集、ニューギニア派遣。46年、帰国。58年、株式会社深井商店設立、専務、会長を歴任。97年、深井商店退職。現在、日本ボーイスカウト東京連盟弥生地区協議会長、台東区社会教

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品