視点という教養 世界の見方が変わる7つの対話

深井龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781620947
ISBN 10 : 4781620949
フォーマット
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
292p;19

内容詳細

様々な学問の視点を知り、あらゆる角度から社会を見ることで、多面性があることを理解する。さらに、視点を増やすことによって人生の選択肢を増やし、自分自身が納得する決断ができるようになるのが、教養=リベラルアーツです。

目次 : 01 リベラルアーツの力を考える/ 02 物理学―「直感」を身につけて、判断力を手に入れろ×北川拓也/ 03 文化人類学―感染症も経済も、世の中はすべて文化人類学の研究対象になる×飯嶋秀治/ 04 仏教学―実はきわめて論理的な、仏教の世界へようこそ×松波龍源/ 05 歴史学―歴史を学ぶことで「つっこみ力」を磨け×本郷和人/ 06 宗教学―キリスト教が、世界を変えた理由×橋爪大三郎/ 07 教育学―現代に再び現れた「松下村塾」の実践×鈴木寛/ 08 脳科学―感情の仕組みを脳から読み解く×乾敏郎

【著者紹介】
深井龍之介 : 株式会社COTEN代表取締役。島根県出雲市出身。大学卒業後、大手電機メーカーや複数のベンチャー企業の取締役・社外取締役などを経て、2016年に株式会社COTENを設立

野村高文 : Podcast Studio Chronicle代表。音声プロデューサー・編集者。愛知県知立市出身。東京大学文学部卒。PHP研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、2015年にNewsPicksに入社。NewsPicksアカデミアマネージャー、編集部デスク、音声事業プロデューサーなどを歴任。2022年に独立し、Podcastレーベル「Chronicle(クロニクル)」を立ち上げ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アキ さん

    COTEN RADIOの深井龍之介の対談本。7人の学問分野と理論の触りだけしか知ることができないが、それでもメチャ面白い。リベラルアーツをテーマに、物理学・文化人類学・仏教学・歴史学・宗教学・教育学・脳科学の7分野だが、どの専門家もユニークで、表現方法が豊かであり、深井さんの人選も確かだと感じる。特に同じ歴史をフィールドとする本郷和人氏との対談がお互いにディープなところまで踏み込んでいて読み応えあり。できれば、文化人類学の飯島秀治氏のように参考文献を章末に載せて欲しかったな。「脳の大統一理論」は読みたい。

  • ニッポニア さん

    いい本です。たった一つの正解があるわけじゃなく、15個の視点を持つことができたら生きやすさが違う。いろんな分野の専門家に視点を獲得することを目指している。リベラルアーツを巡る冒険へ。以下メモ。世の中のテクノロジーの多くは物理の原則が下地にある。人種の壁を超えて親族になれる。肌の色の違いは、文化人類学では文化現象として見る。オーストラリアの先住民の中には仕事をせず年金で暮らしているものが多い、つまり失業者である間はずっと年金支給される。

  • 姉勤 さん

    教養とはマウントや立身出世を目指す。のではなく、主観と客観の統合への予備線として。「物理学」「文化人類学」「仏教学」「歴史学」「宗教学」「教育学」「脳科学」の7つの道程から、教養を以て、ヒトの"予測誤差最小化(本書より引用)"を目指す。各専門家との質疑応答から、エッセンスと道案内を。個人的には新たな設問へのヒントと答え合わせをしているような気分。道具としての知識を最低限備えたら、自由自在を修めるためのコツ(骨)法があることを知ること、それが面白いこと。教養とはそういうものと、現時点では理解している。

  • ta_chanko さん

    物理学・文化人類学・仏教学・歴史学・宗教学・教育学・脳科学の8つの視点から世界を見る。理解=予測(物理学)・分類(数学)・実装(工学)。脳科学によると、脳は受け取った情報を推論しているだけで、真実を認識しているわけではない。仏教の輪廻転生はゲーム理論で考えると合理的。現代人が抱える様々な問題も、2500年前から仏教で扱われてきた。これからの時代は脱近代ではなく卒近代。文化人類学によれば西洋近代は人間の生活様式の中のほんの一部。もっといろんな価値観があってよい。人間や自我を相対的に考えて弱めていくことが必要

  • なっく さん

    デジタル・IT・ビジネスの世界で活躍する深井さんと野村さんは私とほぼ同じ視点なので、その二人が呼ぶゲストはみな、まったく異なる視点からお話されるので、とても興味深く、そうだったのか!と、学ぶことの多い話ばかりだった。特に仏教とキリスト教の節は、知っているようで知らないことが多く、自分の視野を広げる意味でためになった。ネットはどうも自分の興味のある分野だけ見てしまうので知識が偏ってしまうらしい。柔軟な思考力を養うために大切なのは、人と話すこと、本を読むこと、そして旅に出ること、だそうです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

深井龍之介

株式会社COTEN代表取締役。島根県出雲市出身。大学卒業後、大手電機メーカーや複数のベンチャー企業の取締役・社外取締役などを経て、2016年に株式会社COTENを設立

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品