きものとジャポニスム 西洋の眼が見た日本の美意識

深井晃子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582620641
ISBN 10 : 4582620647
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
388p;20

内容詳細

西洋文化、とくに絵画とファッションにおいて、日本の“キモノ”は多大な影響を及ぼし、数々の衣服や絵画にその名残りをとどめ、その強い影響は現在にまで及ぶ。ファッションを通じて美の東西交流の道のりを探り続けてきた、著者渾身の「ジャポニスム研究」決定版。

目次 : 第1章 一七世紀オランダの肖像画―ヤポンセ・ロッケン/ 第2章 ジャポニスム、欧米に沸き起こった日本趣味/ 第3章 江戸小袖への憧憬―絵画の中のきもの/ 第4章 画家が見たきもの/ 第5章 豊饒の布―絵画の装飾性/ 第6章 一九世紀パリ・モードときもの―日本を着る/ 第7章 リヨンのテキスタイル・デザイン/ 第8章 きものから“kimono”へ/ 第9章 見出された身体―ポール・ポワレ/ 第10章 写実から抽象へ―マドレーヌ・ヴィオネ/ 第11章 日本ファッション―再読された身体と衣服の関係

【著者紹介】
深井晃子 : 1943年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。パリ第4大学(ソルボンヌ)で美術史専攻。服飾研究家、京都服飾文化研究財団名誉キュレーター・理事。元静岡文化芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mana さん

    横浜美術館の「ファッションとアート」展で著者の名前を見かけたので図書館の新着コーナーで借りてみた。良い本だとは思うけど、文章が多く量が厚くてちょっとぱらぱら読んだだけで疲れちゃった。あと、こういうファッション系の本は写真がカラーで大判の方が嬉しい。白黒で小さ目だったのであまり良くなかった。

  • 佐倉 さん

    17世紀オランダで男性用室内着として流行したヤポンセロッケン、18世紀に絵画の題材、あるいはエキゾチックなコレクションアイテムとして集められた着物……西洋諸国で着物がどう扱われたか。西洋にとって異質なもの(日本)との出会い、という側面に目が行きがちだが、この本ではそうして出会った異文化をどう消化したか、というところまで言及していく。身体のラインに沿わせるための衣服から、ゆったりと身体を解放する方向の衣服への過渡期に着物の影響があったのではないか、という。奇しくも現代日本における着物とは真逆である。

  • takao さん

    ふむ

  • Yoko Kakutani 角谷洋子/K さん

    服飾史のみならずアートにも通じている深井晃子氏の本領発揮。ホイッスラー、ティソ、ステヴァンス、モネ、マネ、の絵へのジャポニズムの影響も合わせて語る。作家、ゴーチェの娘ジュディットがジャポニズムへ傾倒し、日本文化紹介に貢献していたことを本書で知る。後半はポワレ、ヴィオネ、バレンシアガ、川久保、山本、三宅のようなデザイナーがジャポニズムの流れからどのような創造を生み出したか、濃密に語っていた。

  • nranjen さん

    図書館本。非常に興味深い。

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