「若者」とは誰か アイデンティティの社会学

浅野智彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231662
ISBN 10 : 4309231667
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
284p;20

内容詳細

オタク、自分探し、コミュニケーション不全症候群、「ゆとり」、「個性」教育、ひきこもり、キャラ、新人類、ロスジェネ、Z世代…そして、「若者」はいなくなる…!?なぜこんなにも「若者」を語りたがるのか?「世代」とは何か?若者たちのリアルと大人たちの視線とが交わってはズレてゆく、1980年代からの軌跡―。現代社会論必携。増補決定版。

目次 : 第1章 アイデンティティへの問い/ 第2章 それは消費から始まった/ 第3章 消費と労働との間で/ 第4章 「コミュニケーション不全症候群」の時代/ 第5章 コミュニケーションの過少と過剰/ 第6章 多元化する自己/ 第7章 多元的自己として生きること/ 補章1 拡大する自己の多元化―世代・時代・年齢/ 補章2 「若者」はどこへ行くのか

【著者紹介】
浅野智彦 : 1964年、仙台市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授。専門は社会学(自己論・物語論・若者文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぷほは さん

    2013年の原著を読んだ時は、微妙な違和感に気づかず、2015年の増補版はスルーしていた。今回、2024年に2021年調査を補填した2度目の増補版ということで読んでみたところ、ネットやSNSと自己論との関連性における指摘がほとんどないことに気づく。インティメントストレンジャーやソーシャルメディア上の複数アカウントの使い分け、LINEでのほのめかしコミュニケーションやエフェメラルな機能の拡充など、若者論・自己論との関連で思いつくトピックに対する言及の少なさはなぜなのか?著者自身に年齢効果が働いているとでも?

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