内観法はなぜ効くか 自己洞察の科学

波多野二三彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797221794
ISBN 10 : 4797221798
フォーマット
出版社
発行年月
2000年10月
日本
追加情報
:
20cm,290,12p

内容詳細

自分で自分自身を知るための精神心理技法。非行少年や受刑者の矯正教育技法の一つとして、また登校拒否や各種の神経症、アルコール症、精神分裂病、うつ病などの治療法として用いられてきた内観法を科学的・哲学的に解明、再構成して、その応用と効能を訴える。

目次 : 第1章 内観法とは何か/ 第2章 恩・愛の文脈/ 第3章 記憶想起法/ 第4章 内観への導入/ 第5章 想念の集中技法/ 第6章 共感の創造作用/ 第7章 精神の運動法則/ 第8章 情動抑制の生理学/ 第9章 内観の成果/ 第10章 内観の家族療法/ 第11章 内観炉辺談話

【著者紹介】
波多野二三彦 : 1928年生まれ。最高裁家庭局事務官、検事を経て、現在弁護士。元岡山刑務所・岡山少年院篤志面接委員。1984年同志と共に社会福祉法人岡山いのちの電話協会を設立、初代事務局長。1989年大正大学カウンセリング研究所非常勤講師。森永砒素ミルク中毒被害者弁護団岡山事務局長として、1973年ADR(裁判外紛争解決機関)を側面から援助。4ヵ月足らずで、被害児全員(約16,000人)の生涯救済を、当事者の合意で成立させた。森永乳業がこのために支出した金額は、1999年1年間だけでも15億円を超える。被害者たちが砒素中毒に罹っても、事件発生後、18年間も弁護士にアクセスできなかったのは、権利保護保険がなかったからだと痛切に悟り、1978年以来、権利保護保険創設の研究に挺身。2000年7月、世界に例を見ない独自の制度が我が国に創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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波多野二三彦

1928年生れ。1974年6月、「森永ヒ素ミルク事件」の解決に、被害者側に立つ唯一人の法律家として関与。1983年、(株)岡山いのちの電話協会設立運営。年間1,000円の掛金で、弁護士を利用できる『権利保護保険』創設に尽粋、2000年開設。1995年「地下鉄サリン事件」の林郁夫の内観指導(本データは

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