日本の分断はどこにあるのか スマートニュース・メディア価値観全国調査から検証する

池田謙一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326603756
ISBN 10 : 4326603755
フォーマット
出版社
発行年月
2024年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;21

内容詳細

分断の激化が叫ばれるアメリカ。では、日本はどうか。変化するメディア接触との関連は?調査データから日本の「分断」が見えてくる!

アメリカの「分断の激化」に対し、日本ではいったいどのような分断が生じているのか? 調査データからはイデオロギー、政治との距離、道徳的価値観、首相のリーダーシップ、社会や政治の将来期待からなる5つの分断軸が浮き彫りになる。マスとネットメディアへの接触を分析に加味し、複合的な「日本の分断」の現在地を検証する。

【著者紹介】
池田謙一 : 同志社大学社会学部・大学院教授。博士(社会心理学)。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科教授などを経て、2013年より現職。編著・共著に『「日本人」は変化しているのか』(勁草書房、2018、日本社会心理学会第20回出版賞)他、著書・論文多数

前田幸男 : 東京大学大学院情報学環教授。Ph.D.(Political Science)、University of Michigan。東京都立大学法学部助教授などを経て、2016年より現職

山脇岳志 : スマートニュースメディア研究所所長。帝京大学経済学部客員教授。京都大学法学部卒業、朝日新聞社に入社、経済部記者、オックスフォード大学客員研究員(Reuter Fellow)、論説委員、GLOBE編集長、アメリカ総局長、編集委員などを経て退職。2020年にスマートニュースに入社、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あみやけ さん

    最新の本ですが、もうきっとデータは変わってますね。兵庫県の知事選や中井くんの問題で。ただ、やっぱり、日本は多国と比べたら分断は少ないですよね。そもそも、政治的な分断からしてアメリカとは根本的に違う。宗教問題も少ないし。ただ、この本を読んで、政治関心による分断は大きいと思いました。特に若者。ネットやSNSの情報をうのみにしてしまいますね。伝統メディアも真実とは限らない。だからこそ、確かな判断力をつけないと。教育者として責任を感じます。安倍さんの功罪は大きいですね。新聞を再開します。ためになりました。

  • たろーたん さん

    スマートニュース・メディア価値観全国調査によるデータ。対象者にリベラルと中間と保守(0〜4リベラル、5中間、6〜10保守)と分けて、様々な政策を見ていく。なお、リベラル29%、中間23%、保守48%(分からない31%は抜いての結果)。これをもとに様々な質問に答えてもらう。例えば、「日本の防衛はもっと強化すべきだ」リベラル61%、中間61%、保守77%。「戦争の放棄や戦力を持たないことなどを定めた憲法9条について、変えるべきではない」リベラル69%、中間73%、保守53%。(続)

  • linbose さん

    ★★★★★ アンケート調査/統計分析をもとに、日本の政治的分断やそのメディア接触との関係、政治意識と行動などを分析・評価する▼非政治志向の高い人は、小さい政府との親和性の高い自助努力を重視、個人の権利制限等に賛成する傾向。これは政治非関与が結果的に権威主義的政策に賛意を高める可能性▼また、そのような人は政治知識のレベルが低く、政治の現状に無力感をもつにも関わらず現政権に対する評価は高く、統治能力に対する不安も低い。この楽観性は、無批判に現状を肯定することに繋がり、政府のアカウンタビリティを低下させかねない

  • takao さん

    ふむ

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