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本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

Akira Ikegami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569849898
ISBN 10 : 456984989X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 日本とドイツ―それぞれの出会い/ 第2章 日独の働き方を考える―ドイツ人ノー残業伝説は事実なのか?/ 第3章 教育を考える―議論スキルを阻害するものは何か?/ 第4章 社会保障を考える―人は何を頼りに生きるのか?/ 第5章 家族のあり方を考える―幸福の起点には何が必要か?/ 第6章 政治のあり方を考える―「非リア充の時代」が来るのか?/ 第7章 持続可能な社会に向けて―意地&見栄で加速してもいいじゃないか!

【著者紹介】
マライ・メントライン : 翻訳・通訳・エッセイスト。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州キール出身のドイツ人。2度の留学を経て日本との「縁」を深め、2008年より日本在住。通訳・翻訳・ドイツ放送局のプロデューサーにウェブでの情報発信と多方面に活躍

池上彰 : 1950年、長野県松本市生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。報道記者として、様々な事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。89年、記者キャスターに起用され、94年からは11年にわたり『週刊こどもニュース』のお父さん役として活躍。2005年よりフリーになり、執筆活動を続けながら、テレビ番組などでニュースをわかりやすく解説し、幅広い人気を得ている。また、9つの大学で教鞭をとる

増田ユリヤ : 神奈川県横浜市生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。長年、高校で社会科の教鞭をとりながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めたことがきっかけでジャーナリストに。日本と世界のさまざまな問題の現場を幅広く取材・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kawa

    ドイツと日本との働き方、教育、家族等の日常比較論的な書。池上さん以外ははじめて知る二人。割りに既知な部分が多かったが、ドイツではリモート勤務によりごく少なかった残業がわずかながら増加、逆に日本では減少という点は面白かった。「社会が子供を育てる」と言う意識が高いドイツというところもテイク・ノートしておくべきだろう。ドイツの「ブレイディみかこ」さん的な人を発掘して、庶民意識がどうなっているかの話しが聞いてみたい。

  • ta_chanko

    ともに敗戦国かつ戦後復興の優等生。共通する部分もあるが、当然相違点も多い。現在も経済が堅調な点、1人あたりの生産性が高い点、脱原発など環境問題に熱心な点、女性でも活躍できる点、福祉が充実している点、議論を重視する教育など、学ぶべきところが多いが、実態をよく見ると単純に理想化するのも危うい。理念が先行しすぎたりルールやプロセスに厳格すぎるところ、旧東ドイツの闇など、問題点も多々ある。当然、日本と同じように世代によっても考え方が異なる。ステレオタイプ化しないことが大切。

  • でら

    受動的かつエレベーター方式で大学に行けてしまうのは楽だけど、だからこそ大人になっても責任感のなさが目立つ。 ドイツの人と話したことはないけれど、精神年齢10歳くらい違いそう。 自分もドイツ人の論理性を見習わなきゃと思った。 あと印象に残ったのが、日本の政治的無関心さのところ。 こういう本を見る度に、しっかり新聞を読んで、今の日本について知らなきゃなと思う。

  • 紙狸

    2021年9月刊行。マライ・メントラインさんというドイツ人女性には最近注目している。QJWebという媒体に掲載した小泉悠論には感心した。感性と表現力を兼ね備えている。それでこの鼎談本を買った。彼女がドイツ人を語る部分には鋭さがある。環境問題を巡る議論に「昔からしぶとく変わらぬ教養権威主義」をかぎとり、「ドイツ人が全力でマウントをとってくる分野」が「環境意識」だと表現する。彼女にもっともっと語らせた方が深みのある本になっただろう。鼎談相手のドイツに関する一知半解の発言が多すぎた。

  • アキ・ラメーテ

    直木賞・芥川賞の時期に、杉江松恋さんとの予想対談が楽しみなマライ・メントラインさん。池上彰さんと増田ユリアさんとのドイツと日本についての鼎談。面白くないというわけではないけれど、何か型にはまったような感じ。以前読んだ『現代ロシアの軍事戦略』の小泉悠さんと安田峰俊さんとの対談の方が面白かった。

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