低周波音被害を追って 低周波音症候群から風力発電公害へ

汐見文隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784902269949
ISBN 10 : 4902269945
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
175p;20

内容詳細

「聞こえないけど苦しい」―医師としてその救済に取り組んだ40年の集大成。

目次 : 序章/ 第1章 低周波音症候群―無視され続ける被害者たち(因果律の世界/ メリヤス工場隣家の被害―最初の低周波音被害経験例/ 聴覚と左脳(言語脳)/ 大阪府八尾市・綿実油工場―私の次なる経験例/ 気導音と骨導音/ 低周波音被害―これでもまだ騒音被害と混同するのか/ 低周波音被害者は聴覚が鈍いのか?/ 低周波音被害のその後の姿とエコキュート)/ 第2章 風力発電公害―超低周波空気振動症候群(風車病)(風力発電機の住民被害は低周波音被害では?/ 愛知県田原市・久美原風力発電所―どちらが悪い?/ 愛媛県伊方町・佐田岬半島―悲しい風車の一列縦隊/ 静岡県東伊豆町奈良本―住民の建築と幸福の破壊)/ おわりに/ 追記 冤罪を問う

【著者紹介】
汐見文隆 : 1924年(大正13年)京都市生まれ。京都帝国大学医学部卒業後、内科医となる。和歌山赤十字病院第一内科部長を経て1965年和歌山市内で汐見内科を開業。和歌山県保険医協会理事(公害担当)、全国保険医団体連合会の公害環境対策部員を務めたほか、1972年より「和歌山から公害をなくす市民のつどい」の代表世話人となり、市民による公害問題の学習の場としての「公害教室」を31年間(166回)開催。1995年、低周波音公害の調査や公害被害者の救済活動で第4回田尻賞を受賞。2016年3月20日、逝去。享年92(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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