沖縄の人とブタ 産業社会における人と動物の民族誌 プリミエ・コレクション

比嘉理麻

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784876980758
ISBN 10 : 4876980756
フォーマット
発行年月
2015年04月
日本
追加情報
:
262p;22

内容詳細

沖縄では豚肉が大量消費される一方で、その肉を生み出すブタは「くさい」と嫌われ、養豚場排斥運動が起きている。他方で、メディアを通して“ブタ好き”というイメージが流布されている。ブタを飼うことと消費することをめぐる人びとの両価的な思いを、産業化のなかでブタ観が変遷する流れを踏まえながら、詳細なフィールドワークに基づいて描き出す。

目次 : 第1章 激変する人‐ブタの関係と沖縄社会/ 第2章 ブタと沖縄/ 第3章 ブタをめぐる両義性の生成―養豚場立ち退きとブタへの好意/ 第4章 揺らぐ嫌悪と好意―養豚の現場で/ 第5章 脱動物化されるブタ―近代的食肉産業と屠殺の不可視化/ 第6章 消費する現場の嗜好性―伝統と技と眼差しと/ 第7章 考察と結論

【著者紹介】
比嘉理麻 : 筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程単位取得退学、博士(国際政治経済学)(筑波大学、2013年)。1978年生まれ。2012年4月から現在まで日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)、専門は文化人類学、沖縄研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ftoku さん

    文化的にはポジティブに語られる一方で、その匂いにより排斥されてもいる沖縄の豚の二面性についての洞察が興味深かった。戦後の沖縄の畜産業史としても面白く読んだ。

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比嘉理麻

筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程単位取得退学、博士(国際政治経済学)(筑波大学、2013年)。1978年生まれ。2012年4月から現在まで日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)、専門は文化人類学、沖縄研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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