大正という時代 「100年前」に日本の今を探る

毎日新聞社編

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620321639
ISBN 10 : 462032163X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
223p;20

内容詳細

関東大震災、大正デモクラシー、米騒動、軋むアジア外交、ロシア革命と第一次世界大戦…透徹した歴史観を持つ気鋭たちが、大正期の検証を通じて今の日本の針路を探る。

目次 : なぜ大正か?/ 大正デモクラシー/ 船成り金と戦後恐慌/ 二一カ条要求と五・四運動/ 天皇機関説と憲法論争/ ラジオ放送開始/ 米騒動/ 関東大震災/ 震災と皇室/ ロシア革命/ 関西興隆/ 新しい女/ 大正の社会と文化を語る/ 大正の政治と思想を語る

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • わんつーろっく さん

    自由や平等を求める大正デモクラシーがなぜ、昭和の軍国主義へと流れていったのか、私にはわからない事だらけの大正という時代。元号が改まったちょうど100年の節目(2012年)に毎日新聞社が、あの時代を問い直している。天皇機関説とかロシア革命の衝撃とか、さらりと読んだだけでは到底理解しきれず、なんとかついていけたのは青鞜社の功績、モボ・モガ、伊藤野枝、そして関東大震災直後の流言から何を学ぶべきか。戦争を知らない私たちが、今想像を越える時代の変化に知らんぷりは許されないと思った。

  • ひかりパパ さん

    「大正期」のデモクラシーは、「帝国のデモクラシー」であったと成田龍一氏は指摘する。植民地を持ち戦争体制を前提にした帝国の人びとを担い手としたデモクラシーであった。したがって日比谷焼き討ち事件や米騒動に参加した人々が関東大震災のとき自警団に加わり、朝鮮人の虐殺に関与した。排外主義を内包するものであった。大正デモクラシーゆえに昭和ファシズムを生み出したといえる。

  • Ryuji さん

    ★★★☆☆大正時代の事と言えば、関東大震災位しか直ぐに頭に思い浮かびませんが、結構あの短い間に色々な事があったのだなと。「米騒動」「第一次大戦」「ロシア革命」等々。少しだけですが大本教事件のことが書かれていたのが興味深かった。

  • Shigeo Torii さん

    知っていそうで、知らない大正という時代。短い15年にもイロイロ有ったんだと。皇室に関しても。でも、平成と共通点を求め過ぎでは?!

  • 鍵窪錠太郎 さん

    やや無理に現代に関連付けた感が有るが、一方で100年前の大正と言う時代は思ったほど過去では無いように思えた。技術に関する考え方や、物の見方、情報の速度などは現代が言うまでも無く優れているし進歩しているだろうが、どうにも根本的な部分での変更はあまりなされていないのでは無いだろうか?坂野潤治の書いた「日本憲政史」や「近代日本政治史」を読めば政治史方面の知識は身に付きそうなので、今後読むとしてもっとこう、広く浅くでも良いので大正時代を捉えた良書や名著の類は無い物だろうか?

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