ムラの国際結婚再考 結婚移住女性と農村の社会変容

武田里子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784839602475
ISBN 10 : 4839602476
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
追加情報
:
22cm,268p

内容詳細

目次 : 第1章 「ムラの国際結婚」の歴史的・社会的背景/ 第2章 実態調査地域の特徴―新潟県南魚沼市の概要と外国籍住民の存在/ 第3章 結婚移住女性の適応と受容における諸問題―市民アンケート調査とその結果分析/ 第4章 結婚移住女性の適応過程のダイナミクス―国際結婚当事者の面接調査とその結果分析/ 第5章 農村社会における異文化受容力の形成―南魚沼地域の現状と展望/ 第6章 むすびにかえて

【著者紹介】
武田里子 : 新潟県生まれ。石打区・石打丸山観光協会職員、国際大学職員を経て、2009年日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了。博士(総合社会文化)。現在、明星大学非常勤講師・放送大学非常勤講師・東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターフェロー。杉並区交流協会企画運営委員、一般財団法人国際教育フォーラム評議員、多文化社会研究会幹事などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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いわゆる「農村花嫁」と聞くと、食い詰めて...

投稿日:2011/08/12 (金)

いわゆる「農村花嫁」と聞くと、食い詰めて身を売るかのようにアジアから日本の農村部に嫁いできた女性、女性の人権の侵害、アジア女性からの労働力の収奪や搾取、悪質なエージェントの暗躍、などといったネガティブなイメージを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。 ところが、実態は必ずしもそうではなく、この著者の調査研究により、地域にしっかり溶け込んだり、したたかに生きる女性の姿が明らかになって来ている。 従来のステレオタイプ化された「農村花嫁」のイメージとは一体何だったのか。既存のイメージをくつがえす優れた調査研究の報告と言える。 日本社会の多文化化・多民族化に関心のある読者には、一読をお勧めしたい。

keishu48 さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • まてぃるだ さん

    農村花嫁のステレオタイプにとらわれず、彼女たちのその後をアンケート調査などを通して明らかにした一冊。 都市部での外国人の生活と、結婚して農村部に住むことの違いは、興味深い。

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武田里子

新潟県生まれ。石打区・石打丸山観光協会職員、国際大学職員を経て、2009年日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了。博士(総合社会文化)。現在、明星大学非常勤講師・放送大学非常勤講師・東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターフェロー。杉並区交流協会企画運営委員、一般財団法人国際教育フォー

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