父親はどこへ消えたか 映画で語る現代心理分析 シエスタシリーズ

樺沢紫苑

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784905374121
ISBN 10 : 490537412X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
296p;19

内容詳細

なぜ、リーダーシップに悩むのか。100本を超える映画から、映画評論家であり精神科医である著者が答えを導く。

目次 : はじめに 「父親」はどこへ消えた?/ 第1章 海賊の心理学/ 第2章 父性とは何か?「父親殺し」の心理学/ 第3章 父性の年代記 アメリカ編/ 第4章 父性の年代記 日本編/ 第5章 各論 「父性」をめぐるいくつかの論点/ 第6章 父性回復の処方箋

【著者紹介】
樺沢紫苑 : 精神科医、作家、映画評論家。1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒業後、同大神経精神医学講座に入局。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺予防についての研究に従事。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。Facebook15万人、Twitter13万人など累計40万人以上のインターネット媒体を駆使し、メンタル疾患の予防を目的に、精神医学、心理学の知識、情報をわかりやすく発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ほよじー さん

    ★★★★弱い父親と強い母親に育てられた子供の心は不安定となる。スターウォーズは父親殺しとエディプス・コンプレックス。映画によく出てくる海賊やアウトローは父親を投影したもの。この本に登場する映画が見たくなる。

  • まりこ さん

    一気に読みました。思春期(反抗期)に精神的な父親殺しが必要なこと、良き父・悪しき父の姿、etcを映画の描写から解説しています。映画をほとんど見ない私でも、あらすじが書かれているので、すんなり読めました。ただ残念に思ったのは、ほとんどが息子対父親の姿について書かれており、娘対父親についてはオペラ座の怪人にしか書かれていなかった点です。私の父は今で言うDVで、思春期に父親殺しを出来ずに過ごしてしまったので(怖くて出来なかった)、その時に成し得なかった事が現在の私にどう作用しているのか知りたかったです。

  • ushikubou さん

    元精神科医で無類の映画好きの著者が、父性の時代による変遷を映画の事例を使いながら考察した内容。父性を取り戻すための方法はいくつかあるが、王道は「父親殺し(父親との和解)」だろう。これが完了していないと、父性を感じさせないWeak Fatherになってしまう。父性が喪失した現在求められるリーダーとは、調和を表す母性的な側面とGood Fatherの側面を併せ持つ。例えばOne Pieceのルフィが挙げられる。映画やアニメを題材にしながら、父性を心理学的に分析した良書。

  • coldsurgeon さん

    映画作品を通じて、父性とは何だろうかと問うた書。父性不在の現代、それが現代社会にどのような影を落としているのか、映画を示して説諭しているのでわかりやすい。父性回復に向けて、私たちがどこまで踏み込めるか覚悟を決めることが重要のようだ。

  • toshi さん

    人間の性格や気質を「母性」「父性」という切り口から見ると、いろいろなことが分かる。良書。

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樺沢紫苑

精神科医、作家。1965年札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。「情報発信によるメンタル疾患の予防」をビジョンとし、YouTube65万人など累計110万フォロワーに情報発信をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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