金色の魔術師 角川文庫

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041129128
ISBN 10 : 4041129125
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
208p;15

内容詳細

名探偵・金田一耕助の一番弟子を自認する立花滋。彼の前に「わしはな、七人の少年少女をもろうていくつもりじゃ」と語る、謎の魔術師が現れた!金色のフロックに身を包む、奇妙な鷲鼻男の狙いとは?滋は、冒険好きな友人二人と少年探偵団を結成。行方不明になった同級生を追い古びた洋館を訪れると、魔術師が同級生を悪魔の生贄にしようとする世にも恐ろしい場面に遭遇し…!横溝正史による、推理ジュブナイルの傑作。

【著者紹介】
横溝正史 : 1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 宗次郎 さん

    横溝正史のジュブナイル物。警察の行動や事件の内容、さらに子供の活躍をうまくバランスを取りながら書かなければならないのは大変な作業だろうと感じる。しかしながら今まで読んだ横溝正史のジュブナイル物の中では個人的には一番面白かった。誘拐されるだけでなく溶けたり消えたりハラハラワクワクです。そして何よりこのカバーが最高に良い。

  • marty@もぶおん学 さん

    昭和26年1月に発表されたジュブナイル作品『大迷宮』とつながっており、主人公役は立花滋少年が続投しているが、敵役は怪獣男爵ではなく、金色の魔術師という別の怪人。悪魔崇拝に傾倒した老博士が、7人の少年少女たちを誘拐して生贄に捧げようとするが、一見異常者によるものと思われる犯行に隠された真の目的は……? というのが本作の胆。金田一耕助は体調を崩して関西で療養中と言う設定であり、満を持しての登場は後半になってから。金色の魔術師の正体は分かりやすいが、7カ所の礼拝所の謎はちょっと凝っている。

  • 奥田智徳 さん

    横溝さんのジュブナイル作品の中でも、特に面白かった。黒猫先生のキャラが良かった。シリーズ化して欲しかったなぁと思いつつ。犯人は途中で分かったけど、今回は仕掛け、ストーリーが良かった。より江戸川さんへのオマージュが感じられる。

  • hagiwalionV2 さん

    横溝正史流の少年探偵団。礼拝堂の配置が少年少女の心をくすぐるようなものがモチーフになっていてよかった。

  • まめやっこ さん

    何日もかけて就寝前にちょこちょこ読んでいたので、ちっとも頭に入らなかった。読むたびに子供がさらわれてどこかの屋敷の階段下ってへんな部屋があって…?みたいな感じ。以前どこかに書きましたが「こんなん乱歩に任せときゃよかったのに」しか思えませんでした。横溝代表作を読んでこんなこと感じたことなかったのになぁ。ジュブナイルになったとたんヘンテコな作品になっちゃうのはなぜなんだ。

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横溝正史

1902年、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブ

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