トラウマと共に生きる 性暴力サバイバーと夫たち+回復の最前線

森田ゆり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806716129
ISBN 10 : 480671612X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
追加情報
:
328p;19

内容詳細

目次 : 1 苦渋の日々を経て、今トラウマと共に生きる(子どもたちを被害者にも加害者にもしないために/ ワタシハ…多重人格だった/ 未来は一つじゃない/ 一〇〇人以上の人格たちとの対話:小児期マインドコントロール下の性暴力と加害の強制/ 同意のない性行為は性暴力です)/ 2 理解とケアの最前線(子ども時代の性暴力被害の長期的影響/ トラウマを癒すとは/ 解離DID/OSDDそして小児期マインドコントロール/ 性加害をした罪悪感)/ 3 今、子どもの被害をトラウマ化させないために(性への健康な興味か性化行動か/ 性暴力を受けた子どもの話を聴くプロトコル/ 性加害する子どもの回復「MY TREE ジュニア・くすのきプログラム」/ 「小児性愛」という訳語は死後に)

【著者紹介】
森田ゆり : 作家/エンパワメント・センター主宰。元カリフォルニア大学主任研究員。元立命館大学客員教授。米国と日本で、多様性、虐待・DV防止専門職の研修とプログラム開発に39年携わる。現在もダイバーシティ、性暴力、DV、ヨーガと瞑想マインドフルネスなどをテーマに全国で研修活動をしている。虐待からの親の回復プログラム「MY TREEペアレンツ」、性加害をしたユースの回復プログラム「MY TREEジュニア」、ヒーリング・ヨーガと瞑想のALOHA KIDS YOGA等を開発し、実践者を養成している。第57回保健文化賞、産経児童出版文化賞、朝日ジャーナル・ノンフィクション大賞、アメリカン・ヨーガ・アライアンス賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Takanori Murai さん

    幼い頃に受けた性暴力、そしてそのトラウマが生みだす、悲惨な連鎖。被害者が黙することが常のこの問題、貴重な体験談である。本書ではその夫たちのコメントも合わせて取り上げられている。理解と協力が大きな力となっているようだ。 さてあなたのパートナー、あるいはパートナーとなる人が性暴力によるトラウマに苦しんでいるとしたら、その援けになれるでしょうか。あなたの子ども、または身近な子どもたちが性虐待の被害にあったら、或いは加害者になったときに正しい初期対応ができるでしょうか。この本を考えるきっかけとしてほしい。

  • ひろか さん

    第1章はサイバーによる自叙伝。第二章は、専門治療について。いずれも、これまでの森田ゆり氏の著書と繋がってはいるものの、いつまでたっても新鮮

  • Go Extreme さん

    性暴力サバイバーと夫たち+回復の最前線 トラウマと共に生きる 理解とケアの最前線:子でも時代の性暴力被害の長期的影響 サバイバー→ストライバー PTSD発生率 身体への影響・中枢性過敏症候群=CSS ポリビクティム=多重被害 心の応急手当 トラウマを癒す 現代人の不安 外的自然と内的自然 ボディートーク イメージ催眠サラピー ヨーガと瞑想の効果 ヒーリングヨガ 解離 3つのF反応  創造的な生存戦略 鳥かご論 性加害をした罪悪感 自分を許すセレモニー トラウマの再演 子どもの被害をトラウマ化させない

  • ksm さん

    すごく深い。前半は性暴力被害を受けた方の手記。経験自体のつらさはもちろん、被害から年月が経っても、多くの人格を抱えている方、性化行動による加害の罪悪感に苦しむ方とか、心身の色んな面で甚大な影響が続く現実に愕然する。それでも「自分」を生きるため、トラウマや過去と向き合い続けていく姿にとても大きな力を感じたし、その人の力を引き出すことの大切さを思い知った。被害後の影響を減らすため【身近な人の理解や共感が得られることが大切】なことも印象的。子どもを信じられる大人でありたいし、そんな大人がたくさんいてほしい。

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森田ゆり

元カリフォルニア大学主任アナリスト(ダイバーシティ・トレーナー)。元立命館大学客員教授。米国と日本で、多様性・性暴力・虐待・DV防止専門職研修とプログラム開発に40年たずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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