15ポイントで読み解く「ノモンハン事件」 PHP文庫

森山康平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569763644
ISBN 10 : 4569763642
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
333p;16

内容詳細

満州国とモンゴルの国境紛争である「ノモンハン事件」は、事実上の“日ソ戦争”であったが、その大苦戦は国民に知らされることなく内密に処理され、闇に葬られた。本書は、今なお謎のベールに包まれた“草原の死闘”の実相に迫る。なぜ小さな紛争が「大戦争」へと拡大したのか。なぜ現場に過酷な責任追及がされたのか。この戦いを知らずして昭和史は語れない。

目次 : 最初の「日ソ大衝突」となった張鼓峰事件/ 「国境線は自ら決めよ」―満州国とモンゴルの紛争/ 第二三師団司令部―ノモンハン事件の初動/ ソ連軍の登場―最初の突進部隊「東捜索隊」の全滅/ 独断専行のタムスク爆撃―関東軍と参謀本部の決裂/ モンゴル領内での死闘―ハルハ河を左岸へ渡河/ 「虎の子」の戦車部隊が、ハルハ河右岸を突き進むが…/ 「戦局の転換なるか?」―重砲兵部隊による総攻撃/ 「我誤てり」―総攻撃の失敗と小松原師団長の悔恨/ 日本の航空部隊は、ノモンハンでどう戦ったか?/ 守勢に転じる関東軍―今さらの第六軍創設/ 「劇的に勝つ」―ソ連軍、八月大攻勢への入念な準備/ 玉砕か撤退か―ノモンハン戦の運命が決まる/ 停戦とその後―世界は第二次世界大戦に突入した/ 敗戦後の処理をめぐって―責任をとるのは誰か?

【著者紹介】
森山康平 : 1942年、満州国・奉天(現遼寧省瀋陽)生まれ。週刊誌・月刊誌などの記者を経て、太平洋戦争研究会副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くらーく さん

    今年のNHK特集を見て、本書を読む。司馬遼太郎が書きたくなくなったのも分かる。本当に救われないなあ。 日本の失敗の本質は、今でも変わっていないような気がする。少なくとも自分の周りでは。 出来れば、このような読後感の悪い事件の本は読みたくないよね。一度知れば十分。でも、日々実感させられる。だから、ますます読みたくなくなる。。。悪循環かねえ。

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森山康平

1942〜2024。『証言記録 三光作戦』『硫黄島・玉砕の記録』『図説 日中戦争』『図説 特攻』『図説 沖縄の戦い』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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