読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• Hideaki Hoshiai さん

  読了日：2015/02/01

  吉田松陰の思想がどのように形成されていったかのルーツが書かれています。 松陰の思想は主として、孔子、孟子、王陽明などの儒学（儒教）や、司馬遷の「史記」などの歴史書といった中国古典からの教養をもとに形成されました。 孔子、孟子、歴史書から何を学んだのか？ この本を読んで、吉田松陰のことがますます好きになりました。 何度も投獄されながら、自分の信念と志をつらぬいた男のドラマは、現在人にとって大きな発奮材料になると思います。

• ミント さん

  読了日：2014/03/05

  本屋で見かけ、なぜか気になり読みました。今を生きる人間が同じようにしてみようと試みても、次元が違いすぎる。江戸末期は今よりもっともっと不条理な世の中だったんだ。後に志を繋げた門下生によって、松陰の偉大さがわかる。明治維新を成し遂げた凄さに、「維新」ということばを軽くは使ってほしくないと思った。

• blue Jasmine さん

  読了日：2021/09/01

  世界に対する向き合い方の次元が高すぎる。 松陰先生ならどうするかなという事を頭に置いておいて、広義的な人生に活かしていきたい。

• Takuya Rock Kosuge さん

  読了日：2015/07/15

  吉田松陰の生い立ち、思想、国を憂う気持ちを表現した素晴らしい本でした。 自分の命を顧みず国家の為に奮闘する姿を現代人は見習うべきだと思いました。 教育の方に興味がある自分にとって、松陰の志が弟子たちに受け継がれるところを描いた後半部分は特に刺激的で感動的でした。

• デントシロー さん

  読了日：2014/12/01

  「かくすればかくなるものと知りながら止むに止まれぬ大和魂」「至誠にして動かざる者、いまだ之在らざるなり」「親思う心に勝る親心、今日の訪れなんと聞くらん」尊王攘夷、諌幕論者から討幕への松陰の変遷がよくわかる。愛国者たる松陰の一途な気持ち日本人としていかに生きていくかの指南書である。信念が人を育て、大望を成就させた。

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