「自分には価値がない」の心理学 朝日新書

根本橘夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022736925
ISBN 10 : 4022736925
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
263p;18

内容詳細

あなたは、あなたが思うより価値がある。がんばっているのにつらいことが多い。誠実であるがゆえに生きるのが苦しい。そんなふうに感じている人の心の底には、「どうせ自分なんか」という無価値感が横たわっている。自分が嫌いな人、自信がない人でも大丈夫。本書の方法を積み重ねれば、無価値感は自ずと乗り越えられる。

目次 : 第1章 なぜ、生きるのがつらいのか/ 第2章 無価値感に翻弄される人/ 第3章 あなたに無価値感をもたらすもの/ 第4章 無価値感を乗り越える視点/ 第5章 自分のなかの「子ども」に別れを告げる/ 第6章 人生設計という魔法の杖/ 第7章 仕事で本当の自信をつけるには/ 第8章 人を大切にすると幸せになる/ 第9章 楽しむことに罪悪感を抱く人へ/ 第10章 自分をもっと信頼してあげる

【著者紹介】
根本橘夫 : 1947年千葉県生まれ。東京教育大学心理学科卒業。同大学院博士課程中退。千葉大学教授、東京家政学院大学教授を歴任。東京家政学院大学名誉教授。専攻は教育心理学、性格心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なかしー さん

    本書は自己肯定感や無価値感に悩む人々に向けて、心理学的な視点から原因と対処法を探る一冊。​前半第3章は、教育心理学の知見を基に、無価値感の形成要因や影響について解説。​例:幼少期のしつけや環境が自己評価に与える影響、また生得的な過敏性が無価値感に繋がる可能性などが列挙。後半4章〜10章は、無価値感を乗り越えるための具体的な方法が提案。​著者は自己肯定感向上のため、行動を通じて自分の価値を実感が重要であると主張。​例:人生設計を立てて目標に向かって努力する、自律訓練法を用いて感情をコントロールなどが紹介。

  • KAKAPO さん

    私たちは誰でも自分に価値があると思いたい。しかし、思いが挫かれる体験に出会い、自分は無価値だと思ってしまう人がいる。本書は無価値観とは何かを理解し、抜け出る対処法を述べている。本当の安心、しっかりとした自己価値感は、自分を成長させ、幸福な人生を築こうとする誠実な努力を積み重ねるうちに形成されるのである。アスリートが「あれだけ練習したんから大丈夫」と思えるまで苦しい練習を繰り返すように、心も同じで、練習しないですぐにできるわけがない。「できた!」という体験を積み重ねることで、自己信頼に到達できるのである。

  • リキヨシオ さん

    自分には価値がないという感覚「無価値感」をこじらせると仕事、親子関係、人間関係など様々な側面で支障をきたし生きる事がつらいと感じる。人間は「自分には価値がある」と実感したい…愛情豊かで適切な養育環境により育まれる「基底的自己価値観」と児童期以降に形成させる「状況的自己価値観」により人格形成されていく。無価値感を形成する要因には養育環境以外にも無価値感に繋がりやすい素質、生得的過敏性もある。生得的過敏性を持つHSCの比率は子供全体の15〜20%と意外と高い…私自身の性格はHSCの特徴と驚くほど一致してた。

  • ホシ さん

    再読。精神衛生に不調をきたし始めた頃に読んだ一冊。最近「自分はウ◯コ」という考えが頭をよぎるのでお疲れモードなんでしょうね。前頭葉が弱っているんだと思う。きちんと休息を取って労らねば。本書を読んで自己肯定感の磨き方も確認しました。すっかり頭から抜け落ちている事柄もあって再読して良かった。そもそも私は器質的に自己肯定感が低くなりやすい要素を持っているようです。一時期、酒にも溺れたしね。本書では人生設計を立てることが推奨されます。読んだはずなのに設計してない;;40代50代どう生きる?早速、計画を立てます!

  • アイスマン さん

    人生は「反応の人生」と「自己実現の人生」に大別される。 反応の人生とは、周囲に生じる出来事に対処する事で過ぎていく人生。 自己実現の人生とは、自分の夢や願望の実現を目指す人生であり、その夢や願望が社会的価値と重なる人もいれば、内面自己の充実を目指す人もいる。

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人物・団体紹介

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根本橘夫

1947年千葉県生まれ。東京教育大学心理学科卒業。同大学院博士課程中退。千葉大学教授、東京家政学院大学教授を歴任。東京家政学院大学名誉教授。専攻は教育心理学、性格心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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