“写真記録”これが公害だ 北九州市「青空がほしい」運動の軌跡

林えいだい

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794810649
ISBN 10 : 4794810644
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;21

内容詳細

反骨の記録作家の原点となった写真集(1968年刊)を完全復刻。戦後史アルバムともいえる貴重な写真約140点収録。当時全国的に注目を集めた「青空がほしい」運動の軌跡をたどり、その今日的意義を論じた詳細な解説を付加。初版に収めきれなかった写真など充実の補足資料付。

目次 : 人間疎外の町/ 金属の嘆き/ 煙の中の生活/ 枯葉作戦/ 海は死んでいる/ 忘れられた子どもたち/ いつの日に青空が…/ 公害逃避行記

【著者紹介】
林えいだい : 1933年12月4日福岡県香春町生まれ。記録作家。ありらん文庫主宰。早稲田大学文学部中退後、故郷に戻り香春町教育委員会に勤務。1962年、戸畑市教育委員会に赴任、三六地区および東戸畑地区の公民館で婦人学級を担当し「青空がほしい」運動にかかわる。70年、作家専業となる。1967年読売教育賞、1969年朝日・明るい社会賞、1990年青丘出版文化賞、2007年平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tellme0112 さん

    写真で残すってすごいなと

  • Nさん さん

    1968年刊行の写真記録が、2017年に解説付きで復刻。北九州の公害被害をこれでもか!と掲載。百聞は一見にしかず、写真は全てモノクロだが、「死の町」の様相を呈する。写真に添えられた住民の悲痛な叫びが当時のやるせなさを伝える。窓を閉めても灰が入り、洗濯物は真っ黒。皆が咳をし、子どもの鼻毛が濃くなった。そんな中ですら、人々(労働者)の意識は「会社あってこそ」。町や人を汚し、殺した上での発展。パラダイムの変化を感じる。「青空がほしい」運動に寄与した要因は、主体の知識獲得、補償要求をせず改善要求に徹したことか。

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