『鬼滅の刃』で学ぶはじめての仏教

松ア智海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569849355
ISBN 10 : 4569849350
フォーマット
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

“猗窩座がどんなに努力しても辿りつけなかった場所”“継国縁壱のモデルは、お釈迦様!?”“眠り鬼・魘夢が見せた夢の正体”“悲鳴嶼行冥の羽織に刻まれる文字の謎”“鬼と人間を分けるもの”etc.お寺の掲示板をバズらせる和尚が、独自の視点で『鬼滅の刃』を読み解く!

目次 : 目的―「滅」始まりの呼吸の剣士の刀に刻まれた一文字/ 四諦―「残酷」物語はここから始まった/ 我執―「私が嫌いなものは“変化”だ」鬼舞辻無惨が求めるもの、それは不変/ 釈尊1―「刃」最強の剣士・継国縁壱が生まれた理由/ 釈尊2―「縁」世代を超えてつながる想い/ 唯識―「悪夢」眠り鬼・魘夢が見せた夢の正体/ 浄土教―「侘」悲鳴嶼行冥で背負う疑心と悲しみ/ 埋葬―「弔い」産屋敷耀哉の心を支えた命のつながり/ 二河白道―「日本一慈しい、鬼退治」刀を手放して辿りついた鬼のいない世界

【著者紹介】
松〓智海 : 1975年、福岡県生まれ。浄土真宗本願寺派永明寺住職。龍谷大学文学部真宗学科卒。2000年、札幌龍谷学園に宗教科教師として赴任。2005年、鎮西敬愛学園に宗教科教諭として赴任。2014年に教壇を降り、永明寺に勤務。2016年より永明寺住職を継職し、現在に至る。TwitterやYouTubeなどで積極的に発信を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅうと さん

    鬼滅の刃、意外と奥が深い。仏教と深い関わりがあるという解釈が面白かった。

  • ひめぴょん さん

    鬼滅と仏教の共通点をもとにそれぞれを読み解く本。仏教の目的は「仏に成る」こと。仏とは真理・真実に目覚めた人。真理・真実が見えないのは迷い(煩悩)があるから。「滅」することをテーマにしている。鬼も煩悩も対峙して、初めて恐ろしさを知る。四聖諦:苦諦:現実は苦である。世界は思い通りにならないことだらけ。集諦:「苦」の原因は煩悩(迷いの心)である。「思い通りにならない」世界を「思い通りにしようとする心」が煩悩。滅諦:煩悩を滅した理想の状態が寂静。道諦:煩悩を滅する8つの方法(八正道)。不変なる実態である「我」に固

  • Aby さん

    「鬼滅の刃」を仏教・浄土真宗と結び付けて考えてみる……考察系の同人誌的

  • 水落健二 さん

    マンガを読む前に終盤まで読み進めて、気になってマンガを一気読みしてまた戻ってきました。 釈迦と縁壱の共通点、鬼、無惨と煩悩の繋がりなど、仏教的に読むと確かにおもしろい。 変わらないことを是とする無惨と少しずつ変わっていくことを受け入れる鬼殺隊。仏教では諸行無常と言われ変わらないものは無いと説かれる。それを拒む煩悩、死や痛み、悲しみから逃れようとする煩悩、それらを滅していく鬼殺隊はまさに涅槃に至ろうとする仏教徒そのもののようだ。

  • odmy さん

    オーディオブックで途中まで聞いた。仏教の解説はわかりやすいけど、鬼滅の刃の解釈がちょっと表層的すぎて、飽きてしまった。第一話が四諦を表してるってのは、別に鬼滅でなくても他の少年漫画や児童文学でも当てはまるものがたくさんあると思う。ゲド戦記第一巻も四諦である、とか言われても納得してしまいそうだし。あと、鬼が煩悩なのだとしたら、鬼になってしまった禰󠄀豆子の煩悩とはなんなのだろうと思った。この漫画に出てくる他の鬼たちは確かに煩悩にまみれた人間時代を送っていることが多いのだけど、禰󠄀豆子はそうではないと思う。

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