迷わず書ける記者式文章術 プロが実践する4つのパターン

松林薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766424966
ISBN 10 : 4766424964
フォーマット
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
209p;19

内容詳細

目次 : 第1章 文章を書くとはどんな作業か/ 第2章 構想を練る/ 第3章 取材の方法/ 第4章 設計図を描く/ 第5章 文を書く/ 第6章 読みやすい文章とは/ 第7章 推敲する/ 第8章 説得力を高める/ 第9章 トレーニング編/ 終章 本質を突く文章術

【著者紹介】
松林薫 : 1973年、広島市生まれ。京都大学経済学部、同修士課程を修了し、1999年に日本経済新聞社に入社。東京と大阪の経済部で、金融・証券、年金、少子化問題、エネルギー、財界などを担当。経済解説部で「経済教室」や「やさしい経済学」の編集も手がける。2014年に退社。11月に株式会社報道イノベーション研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    適当に図書館で手に取る。元日経新聞記者による文章の書き方本。新聞記者が習う伝えるための文章のコツ。精神論だけではなく具体的な文章などの例が多し。実用的。個人的に面白く思ったところは、人に読んでもらって良くない部分を指摘してもらうのが一番上達するという。だが、間違いでも指摘されるのは腹立たしく感じる場合が多いと。どうも文章というものを、自分の分身のように考えているせいだろうかと。それを避けるには、書き手の人格と文章を分けて考えるようにするといいという。薄めで無駄のない本。良書。

  • ま さん

    なかなか読みやすく参考になる。インタビューの方法にまで言及しているのが個人的にはタイムリーでよかった。

  • hk さん

    【第6章の趣旨】読みやすい文章とは、読者の頭に負担をかけない文章だ。例えば、主語と述語が近くにあり対応関係が明白な文章は読者の頭に負担をかけない。逆に主語と述語の対応関係が解りづらいと、読者が文章を行きつ戻りつして悪戦苦闘することとなる。これは読みにくい文章だ。ここで留意したいのは「読者の頭に負担をかけない文章≠読者が深く考えない文章」という不等式。読解のため頭に負担を書けない文章は、書かれている内容を速やかに頭へと浸透させることが可能だ。だからその後で読者が内容を深く自分自身で吟味する余裕が生まれる。

  • ロクシェ さん

    「伝達ツール」としての「客観的な文章」が書きたい人、または書く必要がある人にとって最適解となる文章術本。具体的にはWebライター、新聞記者、その他ビジネス文書を書く機会が多い人にはどストライクの内容です。いまの私が目指すのは【主観と客観が組み合わさった文章】なので、最適解の文章術本ではなかったけれど、そのことに気づけたのも本書を読んだおかげ。興味・関心が高いジャンルだと『激ロック』『電撃オンライン』『ダ・ヴィンチWeb』といった、エンタメ系情報サイトのような文章を書く機会がきたときに再読したいと思います。

  • なお さん

    文章のモジュール化。☆構想、情報収集(取材)、価値判断、構成、文章化、推敲。☆裏を取ること。ファクトに基づいて、文章を構成する。このレベルが高い。世の中の事象を言葉に変換する仕事。☆発想方法@逆張りA掛け算B逆算☆継続的に読もう。設計図の作り方や文章の書き方など身につけたい。あとモジュールがわかれば、新聞の読み方も変わる。読むだけでトレーニングになる。

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人物・団体紹介

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松林薫

ジャーナリスト。社会情報大学院大学客員教授。株式会社報道イノベーション研究所代表。1973年、広島市生まれ。京都大学経済学部卒、同大学院経済学研究科修了。1999年、日本経済新聞社入社。経済解説部、経済部、大阪経済部、経済金融部で経済学、金融・証券、社会保障、エネルギーなどを担当。2014年10月退

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