NHK スペースシップアースの未来 文明の岐路をどう乗り越えるのか

松井孝典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140816394
ISBN 10 : 4140816392
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;19

内容詳細

文明の岐路に立つ人類を、
地球規模で検証する

独自の文明論で現代に警鐘を鳴らす日本と海外の賢者たちによる最新の提言と、番組取材班による世界各地のルポを通じて、“宇宙船地球号"のエネルギー・環境問題を多角的に考える一冊。BS1にて放送された『国際共同制作シリーズ スペースシップアースの未来』(2013年11月~2014年1月)の出版化。世界の賢者たちの貴重なインタビューを全文収録!

【著者紹介】
松井孝典 : 1946年生まれ。東京大学名誉教授、千葉工業大学惑星探査研究センター所長。専攻は地球惑星物理学。日本の惑星科学の第一人者であり、惑星学から哲学までを論じる独自の視点に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • C-biscuit さん

    図書館で借りる。宇宙船地球号の話であり、地球を宇宙から見て一つの船にたとえて話が進む。この本では、地球を人が住む「客室」水や空気などの「客室維持装置」石油などの「燃料タンク」の3つに分けられている。そして産業革命以降に客室内にできた、「機関室」とうまくたとえている。少し前の本で、シェールガスが加熱している時なので、現状とは違うが、それだけエネルギーに関して、政治的、経済的な要素を含め、重要な時代であると再確認。メタンハイドレートについては、ペルム紀の大量絶滅の原因になっているとのこと。メタンは注意が必要。

  • 中島直人 さん

    地球を船に例えることで、環境問題がこんなに分かりやすくなるとは。状況の厳しさについて再認識させてくれるとともに、希望を抱かせてくれる内容。但し、一部明らかな誤植等があるのは、少し残念。

  • スプリント さん

    限りある資源を浪費し続ける地球が辿り着く未来に何がまっているのか。綿密な取材と第一人者へのインタビューで現代への警鐘と未来を変えるための施策が語られています。大変参考になりました。

  • GASHOW さん

    地球は運命共同体である。環境破壊はもちろん、世界の人口が資源を利用することもそう。地球上の生物は何度も絶滅を繰りかえしている。外的環境がおおいのだけれど、イースター島のように人為的な文明崩壊も可能性があると思う。人類が永遠に生き残る前提をすてて考え直さないといけないと感じた。

  • Yoshiki Ehara さん

    2013年末から14年初にかけて、NHK BS1で放送された国際共同製作番組の書籍化。「宇宙船地球号」のコンセプトを借りて地球を宇宙船に見立て、最新のデータに基づいて改めて人類の現在と未来を問い直す、壮大な試みです。この問いに答えるのは、現代の叡智ともいえるジャレド・ダイヤモンド、ダニエル・ヤーギン、ヨルゲン・ランダース、エイモリー・ロビンスの4人。なんだか夏休みの宿題を思い出しそうな、知的な一冊でした。

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人物・団体紹介

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松井孝典

1946年静岡県生まれ。千葉工業大学学長。東京大学理学部卒業、同大学大学院博士課程修了。専門は地球物理学、比較惑星学、アストロバイオロジー。NASA客員研究員、東京大学大学院教授を経て東京大学名誉教授。2009年より千葉工業大学惑星探査研究センター所長。12年より政府の宇宙政策委員会委員(委員長代理

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