「わかる」と「納得する」 人はなぜエセ科学にはまるのか

松井孝典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863100022
ISBN 10 : 4863100027
フォーマット
出版社
発行年月
2007年06月
日本
追加情報
:
20cm,173p

内容詳細

「わかる」とは何か。人はなぜ「わかった」つもりになるのか。「わかる」と「納得する」の違いとは…。この問題提起をめぐって、自然科学者の松井孝典、哲学者の鷲田清一、宗教学者の山折哲雄が大激論を繰り広げる。

【著者紹介】
松井孝典 : 自然科学者。東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。NASA客員研究員等を経て現職。専攻は地球惑星物理学。最近はアストロバイオロジーに関する研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 亀山正喜 さん

    わかると納得するの違いについて、著者とその仲間がわいわいする本。こんな仲間がいるのはいいなと思った。

  • ゆきの さん

    自然科学者と哲学者と宗教学者がとことん考える「わかる」と「納得する」の世界。 かなり議論が深くてついていけない部分も多かった。 ・「わからない」と言って受け入れないことで「納得」していることもある ・科学の研究が進んで細分化、高度化した結果、そのまま説明しても一般人に「納得できる」ものではなくなった ・宗教は「納得する」の成功例

  • もちねこLv.4 さん

    第一部では松井孝典(地球惑星物理学者)の考える「わかる」ということについて持論が述べられている。第二部は松井氏と山折哲雄(宗教学者)と鷲田清一(哲学者)の鼎談。松井氏はあくまでも科学における「わかる」を主題とし、科学技術インタープリターという視点から問題提起をしている。

  • ダンスにホン!ころりん さん

    20070627第1刷発行 人はなぜエセ科学にはまるのか 「わかっていること」と「わかっていないこと」一回読んだだけでは、私には「わからない」と言うことがわかった。悟りと納得とか科学的認識と幸福な生活とか興味深い。「聴く」文化が、「見る」文化に、次に「観る」ということ。科学は「観る」の時代。その次は触角、皮膚感覚の時代。(鷲田氏)そのときに「観る」は「看る」になる。ケアの関係。深いなぁ、また時間をおいて読もう

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人物・団体紹介

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松井孝典

1946年静岡県生まれ。千葉工業大学学長。東京大学理学部卒業、同大学大学院博士課程修了。専門は地球物理学、比較惑星学、アストロバイオロジー。NASA客員研究員、東京大学大学院教授を経て東京大学名誉教授。2009年より千葉工業大学惑星探査研究センター所長。12年より政府の宇宙政策委員会委員(委員長代理

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