認知症の親の介護に困らない「家族信託」の本 資産凍結、その前にしておくべきお金の対策

杉谷範子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784804718422
ISBN 10 : 4804718427
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
150p;19

内容詳細

「親の介護には親の貯蓄を使えばいい」と思っているあなたへ。親が認知症で判断能力を失うと財産は凍結されます。凍結を回避し、親が貯めた「万一の備え」は親のために使う。今後、65歳以上の5人に1人が認知症になると言われる今、絶対知っておくべき資産防衛術。

目次 : 第1章 認知症になると財産が凍結されるって本当?(財産は家族ではなく本人のもの/ 認知症になると財産が「凍結」される ほか)/ 第2章 財産を凍らせない二つの方法(元気にうちに親族を選べる「任意後見契約」/ 「任意代理」&「任意後見」で、身内が「金庫番」になれる ほか)/ 第3章 家族信託なら本人のために家族が財産を管理できる(親が認知症になる前に手を打ちたいが…/ 親族一同の承認を得た上で結んだ信託契約 ほか)/ 第4章 もめごとに発展させない!親やきょうだいへの切り出し方(親は自分の認知症や死を考えたくない/ 遺言より心理的ハードルの低い家族信託 ほか)/ 第5章 親が認知症になっても財産対策をあきらめないで(認知症の診断で慌てて後見人をつけるのは拙速/ クレームのつく可能性のある契約はできるだけ証拠を残す ほか)/ キーワードひとこと解説

【著者紹介】
杉谷範子 : 司法書士法人ソレイユ代表司法書士。京都女子大学卒業後、東京銀行(現在の三菱UFJ銀行)を経て、2003年司法書士登録。2013年同職の河合保弘と司法書士法人ソレイユを結成。信託法大改正の2007年直後から研究を重ね、普及・活用で先頭を走る。本制度を利用した資産凍結対策や相続・事業承継コンサルティングで、多くのクライアントの信頼と実績を得ている。一般社団法人実家信託協会理事長。信託法学会会員。夫、長男、長女の4人家族で、主婦業、母業、司法書士業の一人三役を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zag2 さん

    家族信託について委しく知りたいと思い、とりあえず手頃な一冊を読んでみたもの。「いやあ、これは多くの人に必須の制度だなあ」というのが正直な印象。最近の銀行での窓口支払対応などを見ていると、認知症になったり、意思表示がうまく出来ない状態になった時に、自分のお金を引き出すことが出来なくなってしまう可能性が高い。それに対する事前の備えとしても、家族信託がたいへん有効だということが分かりました。今後、この制度に関して深掘りしてみようと思っています。

  • たけし さん

    使えるかな。

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