名もなき受刑者たちへ 「黒羽刑務所第16工場」体験記 宝島SUGOI文庫

本間龍著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796678599
ISBN 10 : 479667859X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
16cm,239p

内容詳細

詐欺罪で逮捕された著者が入れられたのは、栃木県の「黒羽刑務所第16工場」。どんな恐ろしいところかと思いきや、なんとそこでは高齢者、障害者、オカマが助け合いながら服役していた。そんな私に言い渡された役目は「用務者」。彼らを補助することが私の“お勤め”だったのだ。愛すべき仲間との日々。そして、彼らを待ち受ける未来とは…!?“社会の縮図”とも言われる刑務所の実態を元受刑者が描く。

目次 : 第1章 ようこそ16工場へ(私の名前はなんでしたっけ?/ センセ、おはようございまーす ほか)/ 第2章 オカマの章(オカマ申告で独居をゲット!/ ム所のなかでもオシャレがしたいの ほか)/ 第3章 障害者の章(まさか、石鹸食べた?/ 独居は私の礼拝堂 ほか)/ 第4章 高齢者の章(運動しろって言われても/ 私はなんでここにいる? ほか)/ 終章 介護刑務所の明日(医者がいないから治療はなし?/ 再犯が多いのはム所が楽だからか? ほか)

【著者紹介】
本間龍著 : 1962年、東京都出身。大学卒業後、大手広告代理店に約20年勤務。退職後の2006年、知人に対する詐欺容疑で逮捕・起訴され、栃木県の黒羽刑務所に約1年間服役。その体験をまとめた『懲役を知っていますか?有罪判決がもたらすもの』(学習研究社)で作家デビュー。刑務所を中心とした司法行政全般を研究するかたわら、「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)にて連載、マスコミへのコメント、TV番組監修等で幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こも 旧柏バカ一代 さん

    文書がコミカルだから笑っちゃうけど、実際に目の当たりにしたら笑えないんだろうな。。

  • ミカママ さん

    休日の日の暇つぶしにはいいかな、という本。塀の中を覗いてみたい、っていう気持ちはやっぱり誰にもありますよね。塀の中のオカマさんたちの生態なんかも描かれていて興味深かったです。

  • Maiラピ さん

    山本氏の「累犯障害者」と同テーマの本ではあるがすっごいライトに仕上がってるので読みやすい。太田君のことが気にかかる。。。

  • hit4papa さん

    関東圏最大の初犯刑務所に収監された著者が、約1年の服役期間中に体験したことをまとめたものです。 刑務所ライフが面白可笑しくつづられていますが、医療と再犯問題についてのメッセージもきっちりと発信されています。

  • kotte さん

    処遇困難な受刑者の日常がリアルに描かれており、刑法改正で拘禁刑の設立をら検討している理由がよくわかります。処遇困難者の実態を描いた本は山本譲司さん、堀江貴文さんが書かれています。本書と併せて読むと理解が深まると思います。

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人物・団体紹介

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本間龍著

1962年生まれ。著述家。1989年、博報堂に入社。2006年に退社するまで営業を担当。その経験をもとに、広告が政治や社会に与える影響、メディアとの癒着などについて追及。原発安全神話がいかにできあがったのかを一連の書籍で明らかにした。最近は、憲法改正の国民投票法に与える広告の影響力について調べ、発表

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